蔵茂 暉大

蔵茂 暉大

ファイナンシャルプランナー
長野県で生まれる。
大学時代は東北地方で過ごし、旅行会社への就職を夢見て独学で国家資格である「旅行業務取扱主任者」を取得するが銀行員だった父親の影響もあり大手地方銀行に就職。
旅行業界の知識も生かし現職では全国に顧客を持つ。

この執筆者の過去のコラム一覧

2018/01/10

世界でお得の進化が止まらない

世界の仕組みを活用する「ポイント・マイル」

ポイントを貯めると聞いて僅かなポイントをちょこちょこ貯めてどうするの?って思っていらっしゃる方はおられないだろうか?
しかし、それはとんでもない勘違いである。

私自身は、年間現金価値にしておそらく500万円以上の価値のある航空会社のポイントであるマイルや商品券になるようなポイントを頂いていて、冗談でも「僅かなポイント」などと言えない状況にある。なぜ 「僅かなポイント」などと思ってしまうことがあるのだろうか?
それは、100円買い物しても僅か1%の1円分のポイントをコツコツ貯めるイメージしか無いからではないだろうか?
しかし実際はそうではない。後程詳しく解説させていただくが100円で3~10%貯めることができる仕組みは容易に作ることが可能だし、特定のクレジットカードとポイントを貯める仕組みをセットで使うと、それ以上の還元率を得られる場合もたくさんある。これから出来る限りの具体例をあげて解説したい。

まず「ポイント・マイル」の分野で必ず押さえておかなければならない基礎をお伝えする。
それはポイントは貯める時ではなく、使う時がとても大切だということだ。
例えば航空会社のマイルは、1マイル=1円の価値で使う場合もあれば、1マイル=15円の価値となる場合もある。
貯めたマイルを、カタログショッピングのようなものに使うと1マイル=1円分として利用可能だが、マイルを航空会社の航空券購入などに使える電子マネーに替えると1マイル=2.5円くらいの価値に上がる。
さらにマイルをそのままエコノミークラスの国際線特典航空券として利用すると、1マイル=3円くらいの価値として利用できる。
これをビジネスクラスの国際線特典航空券にした場合は、価値が1マイル=7.7円くらいに。
そしてファーストクラスの国際線特典航空券にしたら、なんと1マイル=15円ほどに価値が跳ね上がる。
つまり同じマイルやポイントを貯めたとしても、それを何に交換するかによって交換レートが変わるということである。

大切なのは、ご自身で何と交換するためにどの種類のポイントを貯めるか。そしてそのポイントと商品を交換する時、なるべく交換レートの良い方法を選ぶ必要があるということだ。

世界の仕組みを活用する「クレジットカードの活用」

ポイント・マイルを貯めようとする時、はずせないのがクレジットカードのショッピングにより付与されるポイントと、新規加入の時などに頂けるボーナスポイントだ。
ショッピングや公共料金の支払いを積極的にカード決済に替えるだけで、かなりのポイントを貯めることができる。
例えば月々10万円ほど決済するだけで、年間24,000マイルほど貯められるクレジットカードもある。この24,000マイルとは、すぐに香港や上海、台湾などに行く特典航空券と交換できるボリュームだ。

また、ドコモの携帯電話料金をドコモのクレジットカードで決済し、貯まったポイントをJALマイルに移行。すると10,000円通信費を決済すると500マイル頂ける。つまり月10000円の通信費をカード決済にするだけで、年間6,000マイル頂けることになる。また電子マネーの利用や、電子マネーにクレジットカードでチャージする際マイルが貯まるケースもある。

クレジットカードの選び方

年会費が無料のカードは、一部を除いてポイントの還元率が悪い。
できれば航空会社系のクレジットカードと、独立系のクレジットを持つといいようだ。独立系とはAMEXやDinnersなどのことだ。

独立系は年会費は高いが、年会費も無駄にならないような特典がついていることが多い。
例えばあるホテルグループとの提携カードだと、新規加入の時に30,000マイルプレゼントされ、 加入後3か月で10万円利用すると10,000マイル 、カードを更新するごとに一泊5万円ほどするような高級ホテルの1泊無料宿泊などついて来る。

先程のポイントの貯め方も併用すると、恐らく数年間ポイントをため続けるだけで15万マイルほど簡単に貯まるだろう。
15万マイルあると、例えば東京→ニューヨークの往復ファーストクラス特典航空券と交換できる。これ普通に予約したらいくらで買うことになるか、ご自身でも調べてみて欲しい。
なんと250万円かかる。
マイルの力で250万円もするような高額旅行も無料でいただけてしまうということで、ファーストクラスでの旅ももはや夢ではないのだ。
私も実際、マイルによりファーストクラスやビジネスクラスの旅行を年複数回頂き、大いに恩恵を受けている。もはやポイントはたかがポイントではないのだ。是非興味のある方は実践してみて欲しい。

日本の仕組みを活用する~「ふるさと納税」

ふるさと納税はもうかなり話題にもなっているから、実践されている方も多いだろう。
是非 ふるさと納税もクレジットカード決済でやってみていただきたい。

クレジットカード決済でふるさと納税でもポイントが貯まるカード会社の一覧は、ふるさと納税のインターネットサイト各社のホームページに記載されているので確認してみていただきたい。
また是非ご自身で研究してみていただきたいのが、ふるさと納税サイト毎にクレジットカード決済で頂けるクレジットカードのポイントとは別に貰えるポイントが設定されていることだ。
例えば あるサイトでは、クレジットカードポイント以外にTポイントも同時に頂ける。また航空会社のマイルを頂けるサイトもある。こまめに情報を取ってみていただきたい。

マイル、ポイント、ふるさと納税などは、お互いに関連していて組み合わせるとさらにお得さが増すことがあり奥が深い。
是非ご自身でも研究してみていただき、より豊かな生活の助けになるよう実践してほしい。

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