楢原 寛子

ファイナンシャルプランナー

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楢原 寛子

主婦目線での家計の見直しや将来の生活設計・資金計画(ライフプランニング)を得意としています。

住宅購入やお子様の教育費、老後セカンドライフの充実など、相談者一人ひとりの将来叶えたい夢の実現に向け、ライフプランの作成から実行援助までお手伝いしています。

また、大人になってからお金の事で困らないように子供の頃からお金の大切さを伝えていきたいと思い、小学生を対象にした金銭教育(おこづかいゲームなど)にも取り組んでいます。CFP、FP1級技能士、住宅ローンアドバイザー、相続診断士(メール

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2018/02/10

将来のリスクについて考えるPart②

「保険に加入しようか迷っている」「保険料が安くなるなら見直しを検討してみようかな」と考えている方にうれしいニュースです。
一部の生命保険会社では、すでに報道発表しているところもありますが、4月以降、保険料の引き下げが検討されています。ということで、今回は、生命保険の保険料についてご紹介します。

そもそも保険料はどのように決まるのかご存知ですか?

契約者が支払っている保険料は、将来の保険金等への支払いのための積立などに利用されるものなのですが、この保険料はどのように決められているのでしょうか。
大まかには、保険料は、「予定死亡率」「予定利率」「予定事業比率」の3つの基礎率を用いて計算されています。簡単に言いますと、将来のリスクの発生率と予想運用利回り、経費を加味して計算されているものです。

2017年4月にも保険料の見直しが?!

実は、昨年2017年4月にも保険料の改定があり、貯蓄性のある保険(終身保険、学資保険や個人年金等)の保険料が引き上げられたばかりでした。
昨年の見直しは、マイナス金利の影響などから、金融庁が、運用利回りの目安となる「標準利率」を1%から0.25%へ引き下げたことから、保険会社の「予定利率」も下がってしまったことによるものです。
保険会社は、積み立てた保険料を運用して増やすことで、将来の保険金等の支払いの準備に充てるため、この運用利回りの予定利率が下がってしまったことから、保険料の値上げが必要になってしまったのです。

2018年4月以降にはどのような影響があるのでしょうか。

生命保険の保険料の計算に使う「予定死亡率」は、公益社団法人日本アクチュアリー会が作成する「標準生命表」を参考にしています。この「標準生命表」が、最近の医療の進歩などから死亡率が改善傾向にあるため、2018年4月に11年ぶりに見直しされることになりました。
それに伴い、4月以降に保険料引き下げや、商品内容の見直しなどを行う保険会社も出てくるようです。

この機会にぜひ、保険の点検を

一般的には、保険の見直しは、結婚、出産、子供の独立や退職などの大きなライフイベント人生の節目にあわせて行うものです。これは、家族構成や収入状況等が大きく変わりますので、保険で準備しておく必要保障額も変わってくるからです。
人生の節目節目には、必ず加入している保険内容の点検をしましょう。
また、今回のように、あらかじめ、保険料の改定や商品内容の見直しが分かっている場合も、もうひとつの見直しのタイミングと言えます。現在加入しているものと改定後の保険商品を比べてみてください。
「内容が充実!保険料も安い!」といった商品が見つかるかもしれませんよ。

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