蔵茂 暉大

ファイナンシャルプランナー
長野県で生まれる。
大学時代は東北地方で過ごし、旅行会社への就職を夢見て独学で国家資格である「旅行業務取扱主任者」を取得するが銀行員だった父親の影響もあり大手地方銀行に就職。
旅行業界の知識も生かし現職では全国に顧客を持つ。

この執筆者の過去のコラム一覧

2016/11/10

あなたの情報偏ってませんか?

これから定期的に経済情勢についてということで、書かせていただくことになりました。その前に、私の経済情勢を皆様にお話をさせていただくうえでの基本的考えをお伝えしたいと思っています。

ジャーナリストのコメントを聴きながら

まず経済予測の無意味さを知っておいていただきたいと考えています。

日々経済指標について予測をするような評論家の発言が新聞やテレビ、雑誌、さらにネットの世界で毎日目にすることと思いますが、予想がどれだけ当たっているのかとても怪しいなと思うことが度々あります。

もちろんデータを取ったこともありませんし、実際すべての予測を検証することも難しいと思いますので、憶測でしかものを言えないことはお許しいただければと思います。しかし、例えば為替レートの予測など見ていると、ほとんどのジャーナリストが同じような予測を出しているのに気づきます。

今後の為替レンジは、1ドル=105円~115円の予測なんてよく目にする場面だと思います。
でも考えてみてください。為替レート予測の幅が10円もあったら大概当たると思いませんか?

どうなんでしょう?

コメントも、ともすれば現在起こっている国際的な出来事を繰り返し述べているだけで、ジャーナリスト本人の意見とか分析結果とかほとんど入っていないような?
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経済予測は短期では読めない

そうなんです。

ほとんどの発言はその時点で起こっていることを後追いで発言し、それが影響して為替がこう動きますというようなことが多いのではないかと思います。
私が現在まで金融に20年以上携わってきて言えるのは、経済予測はとっても長い目で見るならともかく、ある程度短期では、ほとんど読めないことが多いのではないかと思うことです。

ではどうすればいいのか?
そもそもどうして経済指標を読みたいのでしょうか?私が思うに、とにかく短期で目先の利益を追い求める方が多いからではないでしょうか?

私も過去はそうでした。でも自分に都合のいい、目先の利益を取れそうな経済指標の変動を後付の理由でメディアで語る人を信じるようになり、結果として数々の投資、投資詐欺などに遭遇し資産を何千万円単位でなくしてしまうような経験を私自身もしてきました。

結論から言えば、もともと読むのが難しい経済情勢を読んでいる発言をそのまま信じて投資をしてしまうと、偏った意見をそのまま信じて投資してしまうことになり大変なことがあります。

例えばある国が経済破綻をする または しないという正反対の読みが昔からあります。どちらが正しいのかわかりません。
でもそれぞれのジャーナリストの立場によって、全く予測が違うと言うことです。

正しい答えがわかるなら苦労はないのですが、どちらの予測も読むと納得できてしまうので困りものです。
そこで今日はこれから定期的に経済情勢をお伝えするに当たって、これから定期的に読んでいただいてもそれをすぐに信じない、ということをお伝えしたいと思います。

詐欺に遭わない3ヶ条

今回の最後に、最近投資詐欺がとても多いので投資詐欺に遭わないようにするための3か条をお伝えして終わりにしたいと思います。

1 人に投資しない。
信頼あるあの人から来た話だからこの投資は大丈夫だろう と言うようなものです。これ一番危ないと私の過去の経験から思います。

2 過去に投資しない
過去の運用実績はこんなにすごい数字です今後もこれが続くでしょうと語られているものがたくさんあります。 運用実績に保証ないものほど過去の実績が当然ずっと続くなどありえないことを理解すべきです。

3 身の丈にあった金額で行う
目先の利益をすぐとりたいと考える方ほどすぐ儲かりそうなものにお金をつぎ込みさらに借金までしてやってしまうという方が後を絶ちません。そのお金がなくなっても生活には影響を及ぼさない範囲で身の丈にあったことをしたらいいですね。

以上を守っていただくだけでかなりの方が詐欺には遭わなくなるだろうと思います。

次回からは実際の経済について皆様にお役に立てるように情報提供をしてゆきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

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