廣橋 昭幸

医学博士

廣橋 昭幸

昭和35年生まれ 久留米大学医学部卒業。久留米大学整形外科医局に在籍し、関連病院・大学病院で勤務後、公立八女総合病院整形外科医長。久留米大学整形外科講師を経て、平成17年より実家である福岡市中央区谷「広橋整形外科医院」で診療。こどもから高齢者までを対象に地域医療に携わっています。

医学博士 日本専門医機構・整形外科専門医・日本整形外科学会・スポーツ認定医、脊椎脊髄認定医、リハビリテーション認定医、リウマチ認定医

〒810-0031
福岡市中央区谷1丁目16-38
広橋整形外科医院
TEL 092-712-1454

この執筆者の過去のコラム一覧

2018/04/10

骨・ほね・ホネにまつわるエトセトラ

折り損のくたびれもうけ
が折れる
抜きにされる
身にしみる(沁みる)
を惜しむ
身を削る
抜きにされる!
までしゃぶる!(しゃぶられる?)(笑)

そう言えば、その昔「骨まで愛して」って歌謡曲がありませんでした?(古っ!)

人間の骨はいくつある?

廣橋「そこで小峰社長に質問です。人間の骨っていくつあると思いますか?」
小峰「100個くらいですかねぇ」
廣橋「実は大人の骨は206個あります」
小峰「ひぇ〜っ! そげん!?」

頭、顔、胸、背中に80個、手足に126個あります。両手だけで54個あり、全身のおよそ1/4にあたります。
それだけ手の動きは細かく緻密と言うことになります。

一番大きな骨は大腿骨で約40cm、一番小さな骨は耳小骨で約3mm。
耳小骨は鼓膜の振動を耳の奥の内耳に伝える非常に大切な役割を持っています。
頭蓋骨は脳を守るヘルメット、背骨は脳からつながる脊髄神経を守り、肋骨は肺や心臓を守っています。
背骨は脊椎が縦に結びつき緩やかなカーブを描いて身体のバランスを保っており、足はアーチ型の橋のように骨が並び、身体を支え、動作によって受ける衝撃を吸収します。

骨は血液を作る工場

歩く、走る、飛ぶ、蹴るなどのスポーツから、取る、持つ、運ぶなどの日常での動きは、筋肉が収縮して骨・関節が動く事によって達成されます。
また骨は、その内部の骨髄で細菌やウイルスと闘う免疫の主体となる白血球、酸素や二酸化炭素を運ぶ赤血球、ケガしたときに出血を止める血小板などの血液を作っています。
白いチョークのように見えますが、生きていく上で必要な血液を作る工場なのです。

体の中のカルシウムは99%骨に蓄えられています。
残り1%が血液に乗って身体を巡ります。
カルシウムは心臓を動かしたり、筋肉を動かしたり、人が生きていく上必要で、そのため体の中を流れるカルシウムの量は厳密に調整されています。
そのため食べたり飲んだりして取り入れるカルシウムが少なくなると、骨からカルシウムを借りなくてはなりません。
骨はカルシウムの銀行のようなもの。その借金が多いと骨がやせていきます。
それが骨粗鬆症です。

深い眠りと成長ホルモン

「寝る子は育つ」といいますが、そのことは医学的に実証されています。
寝ているとき、とくに深い眠りのときに成長ホルモンが多く分泌され、骨を成長させ、筋肉を増やし、身体の修復をします。
赤ちゃんで1日、14〜16時間も眠ります。しかし、深い眠りの時間は年々減っていきます。

「あ〜眠れない」と嘆いているかたもいるのでは?(笑)

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