楢原 寛子

ファイナンシャルプランナー

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楢原 寛子

主婦目線での家計の見直しや将来の生活設計・資金計画(ライフプランニング)を得意としています。

住宅購入やお子様の教育費、老後セカンドライフの充実など、相談者一人ひとりの将来叶えたい夢の実現に向け、ライフプランの作成から実行援助までお手伝いしています。

また、大人になってからお金の事で困らないように子供の頃からお金の大切さを伝えていきたいと思い、小学生を対象にした金銭教育(おこづかいゲームなど)にも取り組んでいます。CFP、FP1級技能士、住宅ローンアドバイザー、相続診断士(メール

この執筆者の過去のコラム一覧

2019/04/10

消費税増税迫る!今から家計の見直しを

今年10月から消費税が10%に増税される予定です。
今回は消費増税に備えるため、今から始める「家計の見直しポイント」についてお話します。

1 家計に与える影響

前回のコラムでも書きましたが、消費税の増税後に二人以上の世帯で月約5千円、年間約6万円の負担が増えることになりそうです。(軽減税率は考慮していません。)
この負担増がずっと続いていくわけですから、家計への負担は小さくありません。
ということで、まさに今年は家計を見直すチャンスなのです。

2 家計の見直しのポイント

(1)現在の収入・支出を把握する
まずは、毎月何にどれぐらい使っているのか確認することから始めましょう。
支出額を把握することが出来れば、家計のバランスやどの支出を見直ししたら良いのかが見えてきます。
どれぐらい貯蓄出来ているのか分からない場合は、2018年の年末の預金口座の残高から2017年の年末の残高を差し引くことで年間の貯蓄額を把握することができます。

(2)固定費を見直す
固定費とは、毎月自動で引き落とされる住宅ローンや家賃、生命保険料、通信費、光熱費などがあげられます。
まずは、生命保険・医療保険等の内容や住宅ローンの返済額の見直しなどから検討してみてはいかがでしょうか。いくつかポイントをご紹介します。

①生命保険の見直しのポイント
お子さんの成長につれ、保険で備えておきたい必要な保障額は減っていくのですが、必要以上の保障に加入している方も多くいらっしゃいます。
2018年4月には、「標準生命表」が11年ぶりに見直され、それに伴って保険料の引き下げや商品内容の見直しなどが行われました。
また、医療技術が年々進歩しているのと同様に、医療保険もそれに合わせて保障内容が変化しています。
年に1回、保険会社からご契約内容のお知らせが届きますので、保障額が適切か、保障内容に重複がないかなどを確認しましょう。
また、最新の保険商品と比較することで、保険料が安くなったり、保障内容を充実させることが出来る場合がありますので、この機会に見直しを検討してみてはいかがでしょうか。

②住宅ローンの見直し
新たに別の金融機関でローンを組み直し、今借りているローンを一括で返済することを「借り換え」といいます。
高い金利の住宅ローンを一括返済し、低金利の住宅ローンに借り換えることで、金利差の分だけ総返済額を減らすことができます。

なお、違う金融機関で新たなローンを組むので、住宅購入時と同様に金融機関の審査があり、手数料や登録免許税などの諸費用がかかります。
借り換えした場合がお得なのかについては、各金融機関のホームページなどで簡単にシミュレーションが出来ますのでぜひご活用ください。

(3)使途不明金を洗い出す
前の月に何にいくら使ったのかを書き出してみて、収支が合わないお金を使途不明金といいます。
使途不明金は家計簿をつけることで把握できますので、この支出を削減する意識付けをするだけでも貯蓄を増やすことができます。

 

(4)先取り貯蓄をする
毎月の貯蓄の方法として「収入―支出=残ったお金を貯蓄」という方も 多いのではないでしょうか。
この方法だとなかなか貯められないので、先に貯蓄をして残ったお金で生活する「先取り貯蓄」をお勧めします。
確実に目標の貯蓄額を目指して増やしていけます。

3 まとめ

確かに消費増税の影響は小さくありませんが、消費税増税に向けて日々の生活の節約ばかりを意識するのではなく、今から家計の見直しを行うことで毎月の支出や貯蓄額を管理しながら、消費増税に備えておけば怖いものではありません。
また、政府は軽減税率の導入やキャッシュレス決済時のポイント還元など様々な対策も検討しています。
今後は、これらの情報にも要注目です。

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