2023/03/10
カンボジアの結婚式
「カンボジアのクローバーはどれも四つ葉で、三つ葉はなかなか見つかりません。」
こう教えてくれたカンボジアの友人(新婦・タニーちゃん)の結婚式に参列したのは2006年5月。
少々あいまいな記憶を頼りに、今回は結婚式の様子をお話します。
世界遺産アンコール遺跡群のある都市シュムリアップへ
カンボジアは東南アジアのインドシナ半島南部に位置しています。
年間を通じて高温多湿、日中の最高気温は30℃を越え日差しがとても強いのです。
雨季と乾季の2つの季節があり、乾季(11月~5月)は結婚式が多く新郎新婦の野外撮影や披露宴をよく見かけます。
参列した結婚式の新郎新婦は二人ともカンボジア人の日本語ガイドさんで、私が添乗したツアーで度々お世話になりました。その御縁で招待状をいただいたのです(もちろん旅費は自費です)。
カンボジア北西部のシェムリアップまで日本から直行便はないので、ベトナムのホーチミン経由で行きました。
日本との時差は△2時間で日本の正午が午前10時。国民の90%がクメール語(カンボジア語)を話す仏教徒です。
私も贈り物の行列に参加
結婚式は、1日だけじゃなかった!
受け取った招待状に披露宴は5月26日午後4時30分と記してあったので、のんびり構えていたら…え?!
仏教の儀式が前日から始まり最後に披露宴とのこと。
伝統を重んじるカンボジア人は古くからのしきたりを守っているようです。
結婚式はその国の文化や習慣、宗教が良くわかるので私は興味津々でした。
【1日目】午前中に野外撮影~髪切りの儀式~お坊さんの説法
結婚の儀式は全て新婦の実家で行われます。
そのための特設会場(テント)が庭から道路にまで設けられ、キラキラした派手な飾り付けがしてありました。
午前中はプロのカメラマンと衣装のスタイリストと共に、写真とビデオ撮影のためアンコールワットへ行きました。
2人の写真だけでなく、同系色の伝統衣装やドレスで着飾ったブライズメイド(付き人・男女各3人)も一緒に計8人の写真も撮ります。
暑い野外で新婦は5回衣装替えし、3時間かけて撮影を終えました。
ホンモノは誰だ?!
午後3時から髪切りの儀式が始まり(実際は切りません)、まず漫才師のような男女の司会者が掛け合いをして賑やかに場を盛り上げたところで、親族や近しい人が順に新郎新婦の髪を切るしぐさをします。
これは過去の災いを祓い、新しい人生の門出を祝うという意味があるそうです。
その後、お坊さんの説法があり午後6時ごろ終了。
ケータリング業者がテントの横で大人数の料理をして、参列者に食事がふるまわれました。
【2日目】花婿行列~結婚の儀式~やっと披露宴
カンボジアは婿入り婚で花婿行列を行います。
朝7時ごろ新郎とその家族は果物やお菓子などの贈り物を運ぶ人々と、民族楽器の音楽隊を先頭に新婦の家に向います。
なんと200人の大行列!
おまわりさんが道路で交通整理をするほどでした。
髪切りの儀式
そして新婦側が新郎一行を迎え入れます。
指輪の交換や手首に赤い糸を巻く儀式、最後は新郎が新婦の後を歩き寝室に入っていくという興味深い儀式で終わり、残すは夕方からの披露宴。
これが特筆すべきウエディングパーティで、来賓客は900人!(身内、友人、近所の人、友人の友人など)会場は新婦の親戚が経営している大きなレストランでした。
全員が同時に集合するわけではなく、午後4時30分以降好きな時に来て食べて、好きな時に帰って良いのです。
花婿行列が始まります
まず会場の入り口で新郎新婦が来賓客を迎え、記念品の小物を渡します。
それからズラリと並んだ円卓の席につき(席は決まってない)、満席になったテーブルから料理が運ばれます。
つまり8人掛けの席に空席があると料理は来ないので、知らない方々と同席して皆なごやかに食事をします。ビールで乾杯しフルコースのカンボジア料理の最後に、テーブルに封筒が置かれます。
この封筒に名前を書き御祝儀(相場は20USドル/金額は任意)を入れ、出口にある御祝儀ボックスに入れて帰るのです。
男性は普段と変わらないシャツにズボン、女性はバッチリメイクにちょっとセクシーなドレスで気合が入っています!
パーティは出会いの場ですからね~
夜11時ごろまで大音量の音楽にノリノリダンス♪ 飲んで、食べて、踊って、皆で祝い喜びを分かち合う披露宴でしたよ。
「カンボジアのクローバーはどれも四つ葉で、三つ葉はなかなか見つかりません。」
こう教えてくれたカンボジアの友人(新婦・タニーちゃん)の結婚式に参列したのは2006年5月。
少々あいまいな記憶を頼りに、今回は結婚式の様子をお話します。
世界遺産アンコール遺跡群のある都市シュムリアップへ
カンボジアは東南アジアのインドシナ半島南部に位置しています。
年間を通じて高温多湿、日中の最高気温は30℃を越え日差しがとても強いのです。
雨季と乾季の2つの季節があり、乾季(11月~5月)は結婚式が多く新郎新婦の野外撮影や披露宴をよく見かけます。
参列した結婚式の新郎新婦は二人ともカンボジア人の日本語ガイドさんで、私が添乗したツアーで度々お世話になりました。その御縁で招待状をいただいたのです(もちろん旅費は自費です)。
カンボジア北西部のシェムリアップまで日本から直行便はないので、ベトナムのホーチミン経由で行きました。
日本との時差は△2時間で日本の正午が午前10時。国民の90%がクメール語(カンボジア語)を話す仏教徒です。
私も贈り物の行列に参加
結婚式は、1日だけじゃなかった!
受け取った招待状に披露宴は5月26日午後4時30分と記してあったので、のんびり構えていたら…え?!
仏教の儀式が前日から始まり最後に披露宴とのこと。
伝統を重んじるカンボジア人は古くからのしきたりを守っているようです。
結婚式はその国の文化や習慣、宗教が良くわかるので私は興味津々でした。
【1日目】午前中に野外撮影~髪切りの儀式~お坊さんの説法
結婚の儀式は全て新婦の実家で行われます。
そのための特設会場(テント)が庭から道路にまで設けられ、キラキラした派手な飾り付けがしてありました。
午前中はプロのカメラマンと衣装のスタイリストと共に、写真とビデオ撮影のためアンコールワットへ行きました。
2人の写真だけでなく、同系色の伝統衣装やドレスで着飾ったブライズメイド(付き人・男女各3人)も一緒に計8人の写真も撮ります。
暑い野外で新婦は5回衣装替えし、3時間かけて撮影を終えました。
ホンモノは誰だ?!
午後3時から髪切りの儀式が始まり(実際は切りません)、まず漫才師のような男女の司会者が掛け合いをして賑やかに場を盛り上げたところで、親族や近しい人が順に新郎新婦の髪を切るしぐさをします。
これは過去の災いを祓い、新しい人生の門出を祝うという意味があるそうです。
その後、お坊さんの説法があり午後6時ごろ終了。
ケータリング業者がテントの横で大人数の料理をして、参列者に食事がふるまわれました。
【2日目】花婿行列~結婚の儀式~やっと披露宴
カンボジアは婿入り婚で花婿行列を行います。
朝7時ごろ新郎とその家族は果物やお菓子などの贈り物を運ぶ人々と、民族楽器の音楽隊を先頭に新婦の家に向います。
なんと200人の大行列!
おまわりさんが道路で交通整理をするほどでした。
髪切りの儀式
そして新婦側が新郎一行を迎え入れます。
指輪の交換や手首に赤い糸を巻く儀式、最後は新郎が新婦の後を歩き寝室に入っていくという興味深い儀式で終わり、残すは夕方からの披露宴。
これが特筆すべきウエディングパーティで、来賓客は900人!(身内、友人、近所の人、友人の友人など)会場は新婦の親戚が経営している大きなレストランでした。
全員が同時に集合するわけではなく、午後4時30分以降好きな時に来て食べて、好きな時に帰って良いのです。
花婿行列が始まります
まず会場の入り口で新郎新婦が来賓客を迎え、記念品の小物を渡します。
それからズラリと並んだ円卓の席につき(席は決まってない)、満席になったテーブルから料理が運ばれます。
つまり8人掛けの席に空席があると料理は来ないので、知らない方々と同席して皆なごやかに食事をします。ビールで乾杯しフルコースのカンボジア料理の最後に、テーブルに封筒が置かれます。
この封筒に名前を書き御祝儀(相場は20USドル/金額は任意)を入れ、出口にある御祝儀ボックスに入れて帰るのです。
男性は普段と変わらないシャツにズボン、女性はバッチリメイクにちょっとセクシーなドレスで気合が入っています!
パーティは出会いの場ですからね~
夜11時ごろまで大音量の音楽にノリノリダンス♪ 飲んで、食べて、踊って、皆で祝い喜びを分かち合う披露宴でしたよ。
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