2023/12/10
世界の住宅購入事情あれこれ
世界の住宅・・その1
今回の旅。
マルタでは、九州プロレスに来たこともあるギアニー・ヴァレッタの所有するアパートに滞在した。
すぐ近くは地中海をのぞむ断崖絶壁。
ヘミングウェイの老人と海を彷彿とさせる。
これを書いている11月19日現在。
オレはイギリスのノルウィッチという、ロンドンの北にある小さな町にいる。
11月1日に日本を発ち、イタリア→デンマーク→再びイタリア→フランス→マルタ→イギリス→アメリカを4週間かけ試合して周り、11月28日にやっと福岡へ帰ってこれるぞというなかなかのロングランなツアーの真っ只中。
ちなみに明日は朝6時に起きてロンドンのヒースロー空港まで3時間車に乗り、10時間かけアメリカのデトロイトへ行き、4時間待ってノースカロライナのグリーンズボロまで2時間飛ぶという地獄の一日が待ち構えている。
ま、23歳でプロレスラーになり、キャリア5年目でアメリカへ渡って以降はそんな生活をずっと送り続けてきたのだけれども。
そんなオレも53歳になり九州プロレスへたどり着き、そろそろそういうのも肉体的にしんどくなってきたので毎回毎回「今回が最後かな」と思いつつも、いまだにこうして敢えてオファーを受けノコノコ異国へやってきてしまうのは生まれ持っての「性」(さが)という他はないのかもしれませんな。
ま、そんなことはさておき本題へ。
世界の住宅・・その2
こちらは1年半前に「仕方なく」泊まるハメになったイギリスのどこかのゴミ屋敷。
詳しくは拙著『戦争とプロレス』(徳間書店刊)を読んでくださいまし。
世界各国いく先々で、オレは決まって現地の住宅事情を尋ねてみることを信条としている。
なぜかというと、ただ単に聞いてみたいからである。
ちなみにここイギリスでは「若い世代が家を持つだなんて夢のまた夢です!」と現地の若いプロレスラーが語っていたように、家を買うには1億近くが当たり前。
ほとんどが借家に住んでおり、どんなに小さなアパートでも家賃は邦貨10万~15万はするという、おっそろしい住宅事情を耳にしたばかりである。
もっともこれはオレ自身が詳細に調べたわけではなく、あくまで現地人から聞いた「感覚的な」話であるからして実際との多少の誤差はどうか勘弁してつかあさい。
世界の住宅・・その3
こちらは私が世界で最も好きな街のひとつ、ポルトガルのナザレという港街の一般住宅。
旅行者に貸している家も多く、いちど泊まったら間違いなく幽霊がいたので、それ以降はホテルに泊まるようにしたという曰く付き。
しかしイギリスに限らず、いまや世界のどこの国でも若い子が家を買うのはなかなか難しい状況が進行しているのは事実のようである。
特に国土の小さな国。
数年前に訪れた小さな半島の香港では、ワンルームのアパートでも1億はするのだとか。
なので国民共通の最大の夢は「いかにして住宅のオーナーになるか」であると、現地の若手レスラーから聞かされた。
これでは生きていても、なかなかにして夢は抱きにくい。
夢は、ドリームはどこへいった?
そうだ、ではアメリカはどうなのであろう?
かつて世の中にはアメリカンドリームという、夢のある言葉が存在していたではないか。
というわけで次回は、実際にアメリカで家を購入したことのあるこの私めが「実はちょっと変わっている」アメリカの住宅購入事情を大公開してしまうので、ブラキオサウルスのように首を長ぁ~くして2か月後を乞うご期待。
そして、新たに西日本新聞(朝刊)文化面 & 西日本新聞meにて、わたくしTAJIRIのコラム「プロレスの味わい」がスタートしています。
こちらは、毎週月曜~金曜の全50回の掲載です!
文章と共に、イラストレーターの浜竹睦子さんの温かいイラストと共に綴られています。
一緒に旅をしている気分を味わって貰えれば。
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世界の住宅・・その1
今回の旅。
マルタでは、九州プロレスに来たこともあるギアニー・ヴァレッタの所有するアパートに滞在した。
すぐ近くは地中海をのぞむ断崖絶壁。
ヘミングウェイの老人と海を彷彿とさせる。
これを書いている11月19日現在。
オレはイギリスのノルウィッチという、ロンドンの北にある小さな町にいる。
11月1日に日本を発ち、イタリア→デンマーク→再びイタリア→フランス→マルタ→イギリス→アメリカを4週間かけ試合して周り、11月28日にやっと福岡へ帰ってこれるぞというなかなかのロングランなツアーの真っ只中。
ちなみに明日は朝6時に起きてロンドンのヒースロー空港まで3時間車に乗り、10時間かけアメリカのデトロイトへ行き、4時間待ってノースカロライナのグリーンズボロまで2時間飛ぶという地獄の一日が待ち構えている。
ま、23歳でプロレスラーになり、キャリア5年目でアメリカへ渡って以降はそんな生活をずっと送り続けてきたのだけれども。
そんなオレも53歳になり九州プロレスへたどり着き、そろそろそういうのも肉体的にしんどくなってきたので毎回毎回「今回が最後かな」と思いつつも、いまだにこうして敢えてオファーを受けノコノコ異国へやってきてしまうのは生まれ持っての「性」(さが)という他はないのかもしれませんな。
ま、そんなことはさておき本題へ。
世界の住宅・・その2
こちらは1年半前に「仕方なく」泊まるハメになったイギリスのどこかのゴミ屋敷。
詳しくは拙著『戦争とプロレス』(徳間書店刊)を読んでくださいまし。
世界各国いく先々で、オレは決まって現地の住宅事情を尋ねてみることを信条としている。
なぜかというと、ただ単に聞いてみたいからである。
ちなみにここイギリスでは「若い世代が家を持つだなんて夢のまた夢です!」と現地の若いプロレスラーが語っていたように、家を買うには1億近くが当たり前。
ほとんどが借家に住んでおり、どんなに小さなアパートでも家賃は邦貨10万~15万はするという、おっそろしい住宅事情を耳にしたばかりである。
もっともこれはオレ自身が詳細に調べたわけではなく、あくまで現地人から聞いた「感覚的な」話であるからして実際との多少の誤差はどうか勘弁してつかあさい。
世界の住宅・・その3
こちらは私が世界で最も好きな街のひとつ、ポルトガルのナザレという港街の一般住宅。
旅行者に貸している家も多く、いちど泊まったら間違いなく幽霊がいたので、それ以降はホテルに泊まるようにしたという曰く付き。
しかしイギリスに限らず、いまや世界のどこの国でも若い子が家を買うのはなかなか難しい状況が進行しているのは事実のようである。
特に国土の小さな国。
数年前に訪れた小さな半島の香港では、ワンルームのアパートでも1億はするのだとか。
なので国民共通の最大の夢は「いかにして住宅のオーナーになるか」であると、現地の若手レスラーから聞かされた。
これでは生きていても、なかなかにして夢は抱きにくい。
夢は、ドリームはどこへいった?
そうだ、ではアメリカはどうなのであろう?
かつて世の中にはアメリカンドリームという、夢のある言葉が存在していたではないか。
というわけで次回は、実際にアメリカで家を購入したことのあるこの私めが「実はちょっと変わっている」アメリカの住宅購入事情を大公開してしまうので、ブラキオサウルスのように首を長ぁ~くして2か月後を乞うご期待。
そして、新たに西日本新聞(朝刊)文化面 & 西日本新聞meにて、わたくしTAJIRIのコラム「プロレスの味わい」がスタートしています。
こちらは、毎週月曜~金曜の全50回の掲載です!
文章と共に、イラストレーターの浜竹睦子さんの温かいイラストと共に綴られています。
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