2016/11/10
「ライフプラン」について考えよう!!
ライフプランのコラムを担当します「ファイナンシャル・プランナーの楢原寛子」です。このコーナーでは、実生活に役立つライフプラン(人生設計に関わる)「お金」をテーマに奇数月に掲載していきます。
ライフプラン(人生設計)とは?!
みなさんは将来かなえたい夢やこれからどんな人生を過ごしていきたいかなど、人生における目標などはありますか。夢や目標といっても、例えば「リタイアしたら、夫婦でヨーロッパ旅行にいきたい」、「将来お店を開きたい」、「夢のマイホームを購入したい」、「子どもを留学させたい」など、仕事のキャリア面であったり、家族のこと、老後のことなど、人それぞれ、多種多様、十人十色にあると思います。
この断片的に思い描いている未来を、より具体的な計画として「見える化」したものを「ライフプラン」といいます。ライフプランは、現在の家族構成や年齢、家計の収入・支出の状況に、将来のライフイベント(結婚・出産・子どもの進学・就職・住宅購入・趣味・余暇・老後など)を、時系列に落とし込んでいくもので、現在から将来にわたる「人生の設計図」のようなものといえます。
ライフプランをたてることのメリットは
人生における夢や目標の実現、思い描く未来には、「お金」の準備が必要な場合がほとんどです。「将来子どもの教育費は準備できるだろうか?」、「住宅ローンの返済に問題はないか」など、お金に関する漠然とした不安や心配はどうしても発生します。
ライフプランを作成する際には、ライフイベント毎にいくらぐらいの金額が必要になり、それをいつの時期に準備するのかなど「資金計画」をあわせて行います。こうすることで、夢や目標に向かっていつからどれぐらいの期間準備に必要か、資金面において実現可能かなどがシミュレーションできますので、「お金」に関する不安を払拭することができます。
また、夢や目標を家族で共有することができるというのもメリットです。こういう機会がないとなかなか家族でも夢などを語る機会はないかと思います。意外と知らない夢が出てくるかも...
主なライフイベントにかかるお金の目安
○結婚費用・・・約461万円(結納・婚約~新婚旅行までにかかった費用平均額)
「ゼクシィ・結婚トレンド調査2015より」
○教育資金・・・約969万円 こども1人あたりの総額
幼稚園~高校まで(公立)、大学のみ私立卒業の場合
文部科学省「子供の学習調査費・平成26年度」、
私立大学等の入学者に係る学生納付金等の調査結果(平成26年度より)
○住宅購入・・・建売住宅 約3,320万円、マンション約4,250万円
住宅支援機構「2015年度フラット利用者調査報告」より
○老後の生活費・・・高齢者夫婦無職世帯の家計支出 約28万円
「総務省・家計調査年報(家計収支編)平成27年度より」
ライフプランを作ってみよう!!
ライフプランを考えるタイミングは、早ければ早いほうがいいといわれています。特に、就職や結婚、出産、住宅購入や退職時期など人生の大きな節目は、より絶好の機会といえます。ライフプランを作成するためには、「ライフイベント表」を作成し、これにあわせて将来の収支予測「キャッシュフロー表」を作成していくことになります。簡易なものであれば、日本FP協会のHPなどで無料でダウンロード可能です。
人生の指針となる「ライフプラン」です。できれば、お金の専門家であるFPに依頼されてはいかがでしょうか。FPであれば、家計の見直しや資産運用など、専門家の視点からのアドバイスを含め、より実現性の高いライフプランの作成が可能です。
ライフプランを作ってはじめてわかることはたくさんあります。見えていなかった将来の問題が見つかることもあるでしょう。夢や目標をどうやったら実現できるかの指針にもなります。一度じっくり自分そして家族の将来について考えて見て下さい。そしてできればライフプランを作成して見ましょう!!
ライフプランのコラムを担当します「ファイナンシャル・プランナーの楢原寛子」です。このコーナーでは、実生活に役立つライフプラン(人生設計に関わる)「お金」をテーマに奇数月に掲載していきます。
ライフプラン(人生設計)とは?!
みなさんは将来かなえたい夢やこれからどんな人生を過ごしていきたいかなど、人生における目標などはありますか。夢や目標といっても、例えば「リタイアしたら、夫婦でヨーロッパ旅行にいきたい」、「将来お店を開きたい」、「夢のマイホームを購入したい」、「子どもを留学させたい」など、仕事のキャリア面であったり、家族のこと、老後のことなど、人それぞれ、多種多様、十人十色にあると思います。
この断片的に思い描いている未来を、より具体的な計画として「見える化」したものを「ライフプラン」といいます。ライフプランは、現在の家族構成や年齢、家計の収入・支出の状況に、将来のライフイベント(結婚・出産・子どもの進学・就職・住宅購入・趣味・余暇・老後など)を、時系列に落とし込んでいくもので、現在から将来にわたる「人生の設計図」のようなものといえます。
ライフプランをたてることのメリットは
人生における夢や目標の実現、思い描く未来には、「お金」の準備が必要な場合がほとんどです。「将来子どもの教育費は準備できるだろうか?」、「住宅ローンの返済に問題はないか」など、お金に関する漠然とした不安や心配はどうしても発生します。
ライフプランを作成する際には、ライフイベント毎にいくらぐらいの金額が必要になり、それをいつの時期に準備するのかなど「資金計画」をあわせて行います。こうすることで、夢や目標に向かっていつからどれぐらいの期間準備に必要か、資金面において実現可能かなどがシミュレーションできますので、「お金」に関する不安を払拭することができます。
また、夢や目標を家族で共有することができるというのもメリットです。こういう機会がないとなかなか家族でも夢などを語る機会はないかと思います。意外と知らない夢が出てくるかも...
主なライフイベントにかかるお金の目安
○結婚費用・・・約461万円(結納・婚約~新婚旅行までにかかった費用平均額)
「ゼクシィ・結婚トレンド調査2015より」
○教育資金・・・約969万円 こども1人あたりの総額
幼稚園~高校まで(公立)、大学のみ私立卒業の場合
文部科学省「子供の学習調査費・平成26年度」、
私立大学等の入学者に係る学生納付金等の調査結果(平成26年度より)
○住宅購入・・・建売住宅 約3,320万円、マンション約4,250万円
住宅支援機構「2015年度フラット利用者調査報告」より
○老後の生活費・・・高齢者夫婦無職世帯の家計支出 約28万円
「総務省・家計調査年報(家計収支編)平成27年度より」
ライフプランを作ってみよう!!
ライフプランを考えるタイミングは、早ければ早いほうがいいといわれています。特に、就職や結婚、出産、住宅購入や退職時期など人生の大きな節目は、より絶好の機会といえます。ライフプランを作成するためには、「ライフイベント表」を作成し、これにあわせて将来の収支予測「キャッシュフロー表」を作成していくことになります。簡易なものであれば、日本FP協会のHPなどで無料でダウンロード可能です。
人生の指針となる「ライフプラン」です。できれば、お金の専門家であるFPに依頼されてはいかがでしょうか。FPであれば、家計の見直しや資産運用など、専門家の視点からのアドバイスを含め、より実現性の高いライフプランの作成が可能です。
ライフプランを作ってはじめてわかることはたくさんあります。見えていなかった将来の問題が見つかることもあるでしょう。夢や目標をどうやったら実現できるかの指針にもなります。一度じっくり自分そして家族の将来について考えて見て下さい。そしてできればライフプランを作成して見ましょう!!
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