2018/06/10
~気になる!!家計事情~
1,812万円という数字を聞いて何を想像しますか?
これは、国が発表している「家計調査(2018年5月)」の二人以上世帯の平均貯蓄額なんです。この中には、預貯金だけではなく、生命保険の解約返戻金や有価証券などの金融資産も含まれているのですが、「結構ビックリしませんか?!」
ということで、今回は、気になる家計事情について、ご紹介します。
そもそも「家計調査」とは、どういった調査なのでしょうか?
総務省が全国約9千世帯を対象として、毎月の家計の収入・支出、貯蓄・負債などの状況を調査しているもので、国が日本全体の家計の支出を推計したり、景気判断にも利用しているものなんです。時々新聞にも登場しますよね。
対象になった家庭には、毎月詳細な家計簿をつけてもらい、それを集計して、翌々月にはインターネットで公表していますので、誰でも簡単に見ることが出来ます。
【調査結果の総務省統計局のHP】
http://www.stat.go.jp/data/kakei/index.html
調査結果はどんなことに役にたつのでしょうか
ライフプランの相談を受けていると、「他人と比べて、生活費を使いすぎてないかな?」、「毎月どのくらい貯蓄したらよいですか?」、「住宅ローンはどのくらいまで大丈夫?」といったご質問をよく受けます。
でも、「食費はどれくらい?」とか、「いくら貯金ある?」とは、親しい人でもなかなか聞けませんよね。そんなときは、この「家計調査」が大活躍します。
常に最新のデータが公表されており、また、世代別や年収別など細やかなデータのほか、地域性なども把握することが出来るので大変参考になると思います。
また、将来のライフプランを立てる上で、10年先、20年先の「リタイア後の生活費はどのくらい?」なんて想像つかないですよね。この調査結果を使えば、将来生活費がどれぐらいかかっていくのかを把握できますので、よりリアリティのあるプランに近づきます。
本当は、将来の目標や夢、お金に対する価値観などは人それぞれ違いますから、一律にこの金額と言うのは違うんですが、一応の目安にはなると思います。
こんな情報まで...
総務省統計局では最近の家計調査の結果から、暮らしに身近な話題を選び、グラフを使って解説した「家計簿からみたファミリーライフ」という解説も公表しています。
平成28年版の中からいくつかご紹介しますと、
○単身世帯のペット関連費は、35~59歳の女性の支出が最も多く、同世代の男性と比べると約3倍!
○フィットネスクラブなどのスポーツ施設使用料の支出金額は、60歳代の世帯の支出が最も多く、最も少ない30歳未満の世帯の約9倍!
○サプリメントなどの「健康保持用摂取品」の支出金額は、70歳以上の世帯が最も多く、最も少ない30歳未満の世帯の約10倍!
など、意外な情報や面白情報が満載です。何も目的がなくても、結果を眺めるだけでも結構楽しめますよ。
最後に
みなさんのご家庭と比べていかがでしたか?一般的な家庭の平均と比べてどうかなと感じたら、まずは家計の見直しに着手して見ましょう。
そもそもどのくらい使っているのか分からないという方は、まずは家計簿を1ヶ月つけるところから始めて見ませんか。それだけでも沢山発見があるはずですよ。
ちなみに私の住んでいる地域が今年度の「家計調査」の対象となっているみたいで、お知らせのチラシが入ってました。この地域から、調査世帯が無作為に選ばれるようですので、もし、選ばれたあかつきには、日本の標準世帯を目指して皆さんの参考になるよう頑張ります!
1,812万円という数字を聞いて何を想像しますか?
これは、国が発表している「家計調査(2018年5月)」の二人以上世帯の平均貯蓄額なんです。この中には、預貯金だけではなく、生命保険の解約返戻金や有価証券などの金融資産も含まれているのですが、「結構ビックリしませんか?!」
ということで、今回は、気になる家計事情について、ご紹介します。
そもそも「家計調査」とは、どういった調査なのでしょうか?
総務省が全国約9千世帯を対象として、毎月の家計の収入・支出、貯蓄・負債などの状況を調査しているもので、国が日本全体の家計の支出を推計したり、景気判断にも利用しているものなんです。時々新聞にも登場しますよね。
対象になった家庭には、毎月詳細な家計簿をつけてもらい、それを集計して、翌々月にはインターネットで公表していますので、誰でも簡単に見ることが出来ます。
【調査結果の総務省統計局のHP】
http://www.stat.go.jp/data/kakei/index.html
調査結果はどんなことに役にたつのでしょうか
ライフプランの相談を受けていると、「他人と比べて、生活費を使いすぎてないかな?」、「毎月どのくらい貯蓄したらよいですか?」、「住宅ローンはどのくらいまで大丈夫?」といったご質問をよく受けます。
でも、「食費はどれくらい?」とか、「いくら貯金ある?」とは、親しい人でもなかなか聞けませんよね。そんなときは、この「家計調査」が大活躍します。
常に最新のデータが公表されており、また、世代別や年収別など細やかなデータのほか、地域性なども把握することが出来るので大変参考になると思います。
また、将来のライフプランを立てる上で、10年先、20年先の「リタイア後の生活費はどのくらい?」なんて想像つかないですよね。この調査結果を使えば、将来生活費がどれぐらいかかっていくのかを把握できますので、よりリアリティのあるプランに近づきます。
本当は、将来の目標や夢、お金に対する価値観などは人それぞれ違いますから、一律にこの金額と言うのは違うんですが、一応の目安にはなると思います。
こんな情報まで...
総務省統計局では最近の家計調査の結果から、暮らしに身近な話題を選び、グラフを使って解説した「家計簿からみたファミリーライフ」という解説も公表しています。
平成28年版の中からいくつかご紹介しますと、
○単身世帯のペット関連費は、35~59歳の女性の支出が最も多く、同世代の男性と比べると約3倍!
○フィットネスクラブなどのスポーツ施設使用料の支出金額は、60歳代の世帯の支出が最も多く、最も少ない30歳未満の世帯の約9倍!
○サプリメントなどの「健康保持用摂取品」の支出金額は、70歳以上の世帯が最も多く、最も少ない30歳未満の世帯の約10倍!
など、意外な情報や面白情報が満載です。何も目的がなくても、結果を眺めるだけでも結構楽しめますよ。
最後に
みなさんのご家庭と比べていかがでしたか?一般的な家庭の平均と比べてどうかなと感じたら、まずは家計の見直しに着手して見ましょう。
そもそもどのくらい使っているのか分からないという方は、まずは家計簿を1ヶ月つけるところから始めて見ませんか。それだけでも沢山発見があるはずですよ。
ちなみに私の住んでいる地域が今年度の「家計調査」の対象となっているみたいで、お知らせのチラシが入ってました。この地域から、調査世帯が無作為に選ばれるようですので、もし、選ばれたあかつきには、日本の標準世帯を目指して皆さんの参考になるよう頑張ります!
すべての著作権は(株)大洋不動産に帰属しています。無断転載は固くお断りいたします。