医学博士

広橋整形外科医院

廣橋 昭幸

昭和35年生まれ 久留米大学医学部卒業。久留米大学整形外科医局に在籍し、関連病院・大学病院で勤務後、公立八女総合病院整形外科医長。久留米大学整形外科講師を経て、平成17年より実家である福岡市中央区谷「広橋整形外科医院」で診療。こどもから高齢者までを対象に地域医療に携わっています。

医学博士 日本専門医機構・整形外科専門医・日本整形外科学会・スポーツ認定医、脊椎脊髄認定医、リハビリテーション認定医、リウマチ認定医

〒810-0031
福岡市中央区谷1丁目16-38
広橋整形外科医院
TEL 092-712-1454

この執筆者の過去のコラム一覧

2019/02/10

普段の姿勢を見直そう

人の外見は加齢とともに変化します

シワが増えたり、皮膚の張りが無くなってきたり、白髪が増えたり「視力が落ちた」、「聴力が落ちた」・・・などなど
そして外見的には、一般的に背中は丸くなり、膝も曲がってきます。しかしながら、体型や姿勢の変化は食い止めることができます。
それは歳だから? いやいや、正しく使えていないのかもしれません。

身体の構造上、動かしやすい部分と、そうでない部分があるため、どうしても楽な動きや姿勢を繰り返し、結果として使いすぎた部分が痛みをおこしてきます。 

姿勢

一般的に、立っている姿勢によって、その人の意思がうかがえます。
やる気があれば自然と胸を張って顔を上げて目が輝いて見えるものです。
やる気の無いときには、背中は丸く、両腕と頭がさがり、ため息をついたりします。

よい姿勢とは・・・

  1. 両足をかるく開いて(肩幅より少し狭く)立ち、膝と腰をしっかり伸ばします。
  2. 少しお腹を引っ込めて、肩甲骨を寄せるようにしながら胸を前に出し、両腕は身体の横につけます。
  3. 顎(あご)を少し引いて前方10mを見るか、前に人がいれば自分の目の高さを見るようにします。

壁に踵(かかと)、お尻、背中、頭をつけて立ってみると簡単に試すことができます。
最初は、かなり無理した姿勢に感じると思いますが、身体の各部分にかかる負担が均等になります。
この姿勢が自然とできるといいですね。

スポーツ。中でも剣道は、とくに姿勢がよいと言われています。
常に上体を起こして胸を張り、相手の目を見て構える姿勢がなんとも凛々しく見え、堂々として自信に満ちています。よい姿勢をとるということは、相手に対してもよい印象を与え、気持ちも爽快にさせます。

さらに、よい姿勢で立つことで、呼吸、血液の循環もよくなり、健康で、なおかつ楽しく明るい考え方や行動を起こすことができます。
背筋をしっかり伸ばして、足の裏全体に体重を乗せ立つことで、まわりからも明るい声がかかるでしょう。

学校では、正しい姿勢や動き方を教えてはくれません。 
それを知らずに大人になります。
若いうちはいいのですが、人間45歳あたりから、徐々に筋肉は痩せはじめ、軟骨や靱帯、骨も傷んでいきます。
楽な姿勢や動きばかりでは、身体の一部分にばかり負担をかけ傷めてしまいます。

いろんなメディアで、様々なエクササイズやトレーニングを取り上げていますが、それに飛びつく前に、まずは基本の姿勢や動きを再確認しましょう。 
使ってこなかった部分を使えるようにして、使いすぎた部分の負担を身体全体に分散する。意識を変えれば必ず変われます。
まずは、普段の姿勢を見直しましょう。

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