蔵茂 暉大

蔵茂 暉大

ファイナンシャルプランナー
長野県で生まれる。
大学時代は東北地方で過ごし、旅行会社への就職を夢見て独学で国家資格である「旅行業務取扱主任者」を取得するが銀行員だった父親の影響もあり大手地方銀行に就職。
旅行業界の知識も生かし現職では全国に顧客を持つ。

この執筆者の過去のコラム一覧

2020/01/10

2019年を振り返り2020年を良い年にするために

よく「過去は振り返るな 前だけ見ろ 」と言われることがある。
しかし私は2020年の始めにあたってあえて2019年を振り返り、今後に生かして頂くのも良いことだと考えている。

時代は繰り返す

ある風水の専門家は時流(運氣)は20年刻みの9個のユニットで繰り返すと言っている。
一つ目の20年で新しい時代が生まれ、真ん中の5 または6あたりで絶頂期を迎え8~ 9あたりで破壊され、また新しい1つ目の運氣に戻り、価値観の全く違う新しい時代が生まれる。
現在は8つ目の運氣の終わりだそうだ。だから古い価値観が破壊されている真っ最中のようだ。

先日 渋沢栄一さんの子孫である渋沢健さんの話を聞く機会があった。
彼は投資の専門家で投資会社を経営しているのだが、経済は30年ごと破壊と繁栄が交互に来ているのだそうだ。
そしてまさに2020年は破壊が終了したあとの繁栄の30年の始まりの年だそうだ。

このタイミングで天皇陛下が2019年即位され、2020年は東京オリンピック開催というのはきっと意味があるのだろうと思わずにはいられない。

8つ目の運氣の時代は個人が台頭する

先ほどの、運氣が今8つ目にあるという話に戻そう。
現在は時代の主役は個人に移りつつある。
いやいや、常に世の中が発達すると個人主義になって行くのが当たり前だろうと、皆様は思われるかもしれない。
しかし9つの運氣を検証するとそうでもないことがわかる。
歴史を紐解いてみると、組織→個人→組織→個人 と繰り返しているのがわかる。

織田信長の時代は政策によりかなり自由な経済活動ができる世の中に日本はなっていた。そして自由な個人主義が台頭した。
しかし日本はなぜかそういう時代は世の中が乱れる。

徳川家康はその時代が乱れたことを学んでいたのだろう。江戸幕府を開くときには組織が世の中を仕切る方法に戻したと言われている。
そしてその後300年近い平和な江戸時代が続く。

明治維新前の日本

現在は、この江戸の終わりから明治維新が起こる前に似ていると私は思った。
20年運氣×9=180年の運氣の変化のタイミングもそっくりだ。
前回の1つ目の運氣の始まりは明治維新だった。

最近有名な映画の主題歌を歌う歌手に全く無名だった人が採用されたり、YouTube上で動画が流行り芸能界デビューしたり街行く芸能界とは関係ない女の子がファッション雑誌の読者モデルとして大活躍したりする現象を聞いたことはないだろうか?
こういう時代は必ず神社ブームも過去にも起こっている。

このように、個人にスポットライトがあたる時代にもう一つ起こっているのは格差社会だ。
現在も格差社会と言われ始めて久しいが、この傾向はさらにしばらく続くだろう。

 

和(やわらぎ)の精神を持つ日本人

以前このコラムでも「和(やわらぎ)」という言葉の意味をお話したことがあるが「和(やわらぎ)」とはみんなで同じ方向を見て仲良くではない。
みんな価値観が違うもの同士だが、それぞれ良いところを出しあって存在を認め合いながら協力するのが「和(やわらぎ)」である。
令和とは、本当に現代日本人が必要とされている行動そのものをズバリ当てている元号だと思う。

確固たる自分を築きあげ、それぞれ個人が周りへの貢献を重ねて行くことが出来れば、もともと「和(やわらぎ)」の精神を持っている日本人は、この世の中を乗り越えて行けるだろう。
日本人として誇りを持ち2020年も力強く過ごして行きたいものである。

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