蔵茂 暉大

ファイナンシャルプランナー
長野県で生まれる。
大学時代は東北地方で過ごし、旅行会社への就職を夢見て独学で国家資格である「旅行業務取扱主任者」を取得するが銀行員だった父親の影響もあり大手地方銀行に就職。
旅行業界の知識も生かし現職では全国に顧客を持つ。

この執筆者の過去のコラム一覧

2022/10/10

引き寄せの法則

皆様は「引き寄せの法則」というのを聞いたことがあるだろうか?
「引き寄せの法則」とネット検索をかけると以下のように記述されている。
引き寄せの法則とは強く願ったり、信じたりしたものは実現しやすいという考え方のこと。 自分にとってポジティブなものに意識をフォーカスすることで幸せになれ、思考がネガティブになると願いとは逆の現実を引き寄せると言われている。

成功者が実践し方法論を発表

この引き寄せの法則は20世紀前半に欧米の思想界の流れを大きく変え、ジョセフ・マーフィー、ナポレン・ヒル、デール・カーネギー、スティーブン・R・コヴィー、中村天風など、多くの思想家や成功者を生み出したともいわれている。
現在ではさまざまな成功者が実践し、その方法論を発表しているが、「引き寄せの法則」概念を世界に初めて書籍にて紹介し世に知らしめたのが、ウィリアム・ウォーカー・アトキンソンと言われている。
現代では「ザ.シークレット」にも出演のドクターディマテイーニなどが「引き寄せの法則」についてメソッドを開発し広く人々に広めているので御存知の方も多いだろう。

引き寄せの法則は科学的に実証されつつある?

最近私は、臨死体験をしたという方々の実際の体験を元に作られたドキュメンタリー映画を視聴する機会があった。
その中である人は、交通事故により意識不明の重体に陥り生死をさまよい、その間にふと体が軽く解放される感覚を得るのと同時に、病院のベッドで横たわりその横で家族が自分に一生懸命話しかけている姿を上から見ている状況を体験したり、自分が横たわっている病室とは離れた場所で主治医と家族が、今夜が山でしょうなんて話している場面が見え、声も聞こえたり、遠く外国に住む家族が自分の危篤との知らせを聞いて、急ぎ空港に向かい、飛行機に乗ろうとしている姿がはっきり認識できたり。

このように場所を超えていろいろなものが見えたり聞こえたりし、さらに昔に亡くなった父親が、あちらの世界からまだ来てはならないって言うエネルギーを送っているのを時空を超えて感じたり。

そんな中で行くか戻るか迷っていたが、戻ると決めた瞬間に臓器移植の相談話まで本人に聞こえていて、医者は目を覚ます可能性はないと言ってる状況にも関わらず、意識が回復に向かい目を覚ましたり、ひどい怪我が回復して行ったりと不思議な体験をされていた。

なぜ時空を超えて見えたり聞こえたりするのか?

現在では自分という存在は魂というエネルギー体によって出来ていて、魂は意思を持った素粒子の集合体なのではないかとの仮説がある。
素粒子とは、その名の通り粒な訳だが、その粒は何の意思も存在しない状態では勝手にバラバラに動き回るが、意思を持って集合体として働くことがあると確認されている。
量子力学の研究が進み、ドラえもんの世界の話だった「どこでもドア」や「タイムマシーン」も実現可能と言われているのだ。
だから、意思を持った素粒子の集合体であるエネルギー体が、遠くで起こっている出来事を見せたり聞かせたりということがあっても不思議ではないのだ。

意思を持った素粒子はどこでも行ったり来たりする

理想とする恋人と出逢いたいと強く願ったとしよう。
その意思を持った素粒子が理想の相手を探し求め、その相手の情報を遠く離れていたとしても探して運んでくるのかも知れない。しかも、その意思を相手にテレパシーのように運ぶこともあり、お互いに探し求めていた者同士が距離は関係なく出逢うということは考えられるというのだ。
実際目に見え、現実に感じていることよりも、目に見えないことの方が多いのだということを説明している研究者もいるので、そういう目に見えないことが起こったとすれば説明がつく不思議な出来事は世の中にたくさんあるだろう。

これが引き寄せの法則の真実なのだとしたら私たちが理想の人生をおくるためにできることはたくさんあると思うし、やはり願えばかなうというのは本当なんだと言える。
またそれに向かって努力すればするほど想いが強くなり素粒子を動かすとしたら、なんか夢が広がってくると私は感じた。
皆さんはどう感じ取っていただけただろうか?

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