2017/08/10
立つこと・・・
歩行に必要な筋肉
ほとんどの動物は、四本足で移動しますが、人間は直立二足歩行。
人間が二本足で立つようになって、300-400万年が過ぎたと言われています。生まれてから、寝返りするようになり、そしてハイハイ、さらには重力にさからって立ち上がるようになります。 人間は、二本足であるため、体重の負荷が、股関節、膝(ひざ)、足関節にかかります。
その歩行が前へ進む駆動力は、
大腿四頭筋(太ももの前側)=よく使うためサイズが大きく、鍛えることが大切
ハムストリング(太ももの後ろ側)
腓腹筋(ひふくきん=ふくらはぎ
前脛骨筋(ぜんけいこつきん=すね)と、下肢(脚)の筋肉によっておこります。
腰にも歩くときの回旋運動や、前のめりになることで負担がかかります。ですから、躯幹筋(くかんきん=体幹の筋肉)、殿筋も歩くときに大切。
体幹のバランスが悪いと揺れが生じてエネルギーロスになります。
ですから、腹筋や背筋を鍛えることも忘れずに・・・って、全部やん?(笑)
背中の筋肉と腰痛
立つ姿勢を保つためには、背中の筋肉が活動的なのが特徴。前側の筋肉の活動がほとんどみられないのに対し、筋肉の活動が高いのは身体の後ろ側の筋肉たち。
背中、お尻、太もものうら、ふくらはぎの筋肉たちが、身体が前に倒れるのを、後ろから引っ張っているのです。
太るとお腹がでて 重心が前に移動するため、背中が一層頑張らなければなりません。その負担を考えると、中腰の作業も重心が前に移動するため腰に負担がかかります。
そして、ひとたび腰痛が起こると、安静にして歩かなくなる・・・すると、背すじの筋力は低下し筋肉は萎縮します。
これらを補うため股関節と膝をまげて、重心の位置をひくくする。
痛みをカバーするための反応とも考えられます。
筋肉の萎縮という悪循環
高齢者では、加齢とともに筋肉は、弱化し、関節の変形、椎間板の障害、今までの職業や生活環境による影響に加え 内科的な病気で動くことが少なくなると、ますます筋肉を使わなくなり、さらに筋肉は萎縮し悪循環となります。
長年の前屈作業での仕事、腰を曲げてする仕事は多いですが、そらせて行う仕事はあまりないものです。
日常的な重量物運搬、机仕事、中腰、炊事、洗濯、掃除・・・主婦の仕事も大変です。
立つこと、歩くことは生活の基本
背筋が弱ると背中が曲がります。
腰が曲がると、背筋は引き伸ばされ血の巡りが悪くなります。
バランスをとるため股関節、膝は曲がった姿勢を強いられ、この状態で歩くと大腿四頭筋(太ももの前側)かなりの負荷がかかります。
立つこと、歩くことが生活の基本です。
腹筋、背筋、下肢の筋肉を鍛えて転倒予防!
さあ、明日から頑張りましょう!
歩行に必要な筋肉
ほとんどの動物は、四本足で移動しますが、人間は直立二足歩行。
人間が二本足で立つようになって、300-400万年が過ぎたと言われています。生まれてから、寝返りするようになり、そしてハイハイ、さらには重力にさからって立ち上がるようになります。 人間は、二本足であるため、体重の負荷が、股関節、膝(ひざ)、足関節にかかります。
その歩行が前へ進む駆動力は、
大腿四頭筋(太ももの前側)=よく使うためサイズが大きく、鍛えることが大切
ハムストリング(太ももの後ろ側)
腓腹筋(ひふくきん=ふくらはぎ
前脛骨筋(ぜんけいこつきん=すね)と、下肢(脚)の筋肉によっておこります。
腰にも歩くときの回旋運動や、前のめりになることで負担がかかります。ですから、躯幹筋(くかんきん=体幹の筋肉)、殿筋も歩くときに大切。
体幹のバランスが悪いと揺れが生じてエネルギーロスになります。
ですから、腹筋や背筋を鍛えることも忘れずに・・・って、全部やん?(笑)
背中の筋肉と腰痛
立つ姿勢を保つためには、背中の筋肉が活動的なのが特徴。前側の筋肉の活動がほとんどみられないのに対し、筋肉の活動が高いのは身体の後ろ側の筋肉たち。
背中、お尻、太もものうら、ふくらはぎの筋肉たちが、身体が前に倒れるのを、後ろから引っ張っているのです。
太るとお腹がでて 重心が前に移動するため、背中が一層頑張らなければなりません。その負担を考えると、中腰の作業も重心が前に移動するため腰に負担がかかります。
そして、ひとたび腰痛が起こると、安静にして歩かなくなる・・・すると、背すじの筋力は低下し筋肉は萎縮します。
これらを補うため股関節と膝をまげて、重心の位置をひくくする。
痛みをカバーするための反応とも考えられます。
筋肉の萎縮という悪循環
高齢者では、加齢とともに筋肉は、弱化し、関節の変形、椎間板の障害、今までの職業や生活環境による影響に加え 内科的な病気で動くことが少なくなると、ますます筋肉を使わなくなり、さらに筋肉は萎縮し悪循環となります。
長年の前屈作業での仕事、腰を曲げてする仕事は多いですが、そらせて行う仕事はあまりないものです。
日常的な重量物運搬、机仕事、中腰、炊事、洗濯、掃除・・・主婦の仕事も大変です。
立つこと、歩くことは生活の基本
背筋が弱ると背中が曲がります。
腰が曲がると、背筋は引き伸ばされ血の巡りが悪くなります。
バランスをとるため股関節、膝は曲がった姿勢を強いられ、この状態で歩くと大腿四頭筋(太ももの前側)かなりの負荷がかかります。
立つこと、歩くことが生活の基本です。
腹筋、背筋、下肢の筋肉を鍛えて転倒予防!
さあ、明日から頑張りましょう!
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