2018/05/10
日本人こそが真の世界平和を語ることができる民族
世界ではシリアをめぐりアメリカとロシアの対立が深まったり、北朝鮮の問題があったり国と国が対立したり同じ国の中で対立が起こって憎しみあったりしている。
今回は禁断の話題かも知れないが、日本人の心のふるさと「神道」と世界の宗教について述べてみたい。
ここで述べる話は、あくまでも私個人の見解を誤解を恐れずに私が自由に記述するものなので、ご了承頂きたい。
神道と宗教の違い
まず皆さんは、神道と宗教を正しく区別できるだろうか?
私は神道や神社のことについてお伝えするようなセミナーを主催したりしているが、参加をお誘いすると中には「信教上の理由で」と参加できないとお断りを受けることがある。
しかし「信教上の」というのは実はあり得ない。なぜかというと「神道」は宗教ではないからだ。
宗教ではないから、他の宗教を信じているので神道は信じられないという理由は言えるはずはないということなのだ。
宗教には宗教であるための条件がきちんとある。
①集まる場所があること
②畏れ多い 人間を圧倒的に超越する存在がいること。
③教典や戒律があること
以上の3つである。
①は神道でいえば神社、仏教ならお寺、イスラム教ならモスク、キリスト教なら教会といったところだ。
②は例えばお釈迦様、ヤハウェイなど各宗教で信じられている絶対的神という存在があるだろう。
③は例えば聖書とか「モーゼの十戒」コーランとかが当てはまるだろう。
しかしこの③の戒律、すなわちやってはならないことが記されているものであるが、神道にだけは見当たらない。
無いどころか、誤解を恐れず申し上げると「何でもあり」だ。日本人は生まれたら神社、結婚式はチャペル、亡くなったらお寺なんてことはよくあることだ。
これをよく日本人は無宗教だからこんなことが起こって、良くないことだと批判する人もいる。しかし日本人は実はこれでいい。
なぜかというと神道は宗教であるための条件を満たしていないことからもわかる通り、宗教ではなく宗教の更に上の世界で超越し人々に寄り添う存在だからだ。
古事記と日本書紀
古事記は日本という国が、どのように生まれて来たかということを中心に書かれた神話だ 。
それに対し日本書紀は、それを朝鮮半島や中国大陸に対して知らしめる目的で作られている。
だから同じような神話に見えるが、実は登場する神様が違うところもある。しかしこれらの書物には、なぜ日本という国はこんなに長く続いているのかという秘密を解く鍵が隠されている。
世界で長く続いている国のトップ3は
1位 日本 2600年以上
2位 デンマーク1000年
3位 イギリス900年
と言われている。
日本という国の継続力は半端ないのである。
古事記等読むと、その秘密がわかる。
ちなみに今、私も古事記を読むと申し上げたがこれは誤りで、私たちが現在目にする古事記と言っているものは江戸時代に「本居宣長」さんが、難解で誰も読むことができなかった古事記を翻訳した「古事記伝」という書物を、生涯かけて書き上げた。それが元になっているものだ。それほど難解で、解明できて来たのは江戸時代だということだ。
では実際、内容はどんなことが書かれているかというと、日本を作った神様が登場し、それに続く神様が生まれてゆき、更に次々と事件が起こる。 一人一人(実際は神様は、一柱二柱と数える)は欠点だらけで、だらしなかったり好色好きだったり、暴れてばかりいたりいて悪戯ばかりしたりするのだが、必ず一つ以上は良いところを持っている。神様たちがその良いところを持ち寄り、認め合い 協力して問題解決してゆく。
宗教に登場する神様は「唯一絶対神」と言われ、欠点など一つもなく完璧な存在で、人間など到底かなわない存在となっている。
しかし日本の神様は「八百万の神」といわれ、たくさんいるし欠点もある、しかし、一人一人の良いところを持ち寄り協力団結すれば、争うことなく何でも解決できるということを伝えている。
長い間このように代々伝えて来たことにより、日本人のDNAレベルにそれが入っていると言う専門家もいる。
日本人こそ世界平和を訴えることができる
つまり日本人は2600年も昔から、戒律で教わったわけでもないのに他人に迷惑をかけてはいけないこと、感謝するすること、人に譲ること、徳を積むこと 争わないこと等々自然にできるし、民間人を巻き込む戦争はしないで来たのだ。
その日本人の深いところに刻まれた性質が表に出て、世界をびっくりさせる出来事がしばしば起こっている。最近では東日本大震災で大混乱の中、整然と並ぶ我慢強く倫理観のある日本人の姿が世界に報道されて、話題になった。
その他にも唯一の被爆国であることなど、歴史を見たら日本人が世界平和を訴えた方がいい理由はたくさんあると思うが、皆様もいろいろと察していただけるだろう。
世界ではシリアをめぐりアメリカとロシアの対立が深まったり、北朝鮮の問題があったり国と国が対立したり同じ国の中で対立が起こって憎しみあったりしている。
今回は禁断の話題かも知れないが、日本人の心のふるさと「神道」と世界の宗教について述べてみたい。
ここで述べる話は、あくまでも私個人の見解を誤解を恐れずに私が自由に記述するものなので、ご了承頂きたい。
神道と宗教の違い
まず皆さんは、神道と宗教を正しく区別できるだろうか?
私は神道や神社のことについてお伝えするようなセミナーを主催したりしているが、参加をお誘いすると中には「信教上の理由で」と参加できないとお断りを受けることがある。
しかし「信教上の」というのは実はあり得ない。なぜかというと「神道」は宗教ではないからだ。
宗教ではないから、他の宗教を信じているので神道は信じられないという理由は言えるはずはないということなのだ。
宗教には宗教であるための条件がきちんとある。
①集まる場所があること
②畏れ多い 人間を圧倒的に超越する存在がいること。
③教典や戒律があること
以上の3つである。
①は神道でいえば神社、仏教ならお寺、イスラム教ならモスク、キリスト教なら教会といったところだ。
②は例えばお釈迦様、ヤハウェイなど各宗教で信じられている絶対的神という存在があるだろう。
③は例えば聖書とか「モーゼの十戒」コーランとかが当てはまるだろう。
しかしこの③の戒律、すなわちやってはならないことが記されているものであるが、神道にだけは見当たらない。
無いどころか、誤解を恐れず申し上げると「何でもあり」だ。日本人は生まれたら神社、結婚式はチャペル、亡くなったらお寺なんてことはよくあることだ。
これをよく日本人は無宗教だからこんなことが起こって、良くないことだと批判する人もいる。しかし日本人は実はこれでいい。
なぜかというと神道は宗教であるための条件を満たしていないことからもわかる通り、宗教ではなく宗教の更に上の世界で超越し人々に寄り添う存在だからだ。
古事記と日本書紀
古事記は日本という国が、どのように生まれて来たかということを中心に書かれた神話だ 。
それに対し日本書紀は、それを朝鮮半島や中国大陸に対して知らしめる目的で作られている。
だから同じような神話に見えるが、実は登場する神様が違うところもある。しかしこれらの書物には、なぜ日本という国はこんなに長く続いているのかという秘密を解く鍵が隠されている。
世界で長く続いている国のトップ3は
1位 日本 2600年以上
2位 デンマーク1000年
3位 イギリス900年
と言われている。
日本という国の継続力は半端ないのである。
古事記等読むと、その秘密がわかる。
ちなみに今、私も古事記を読むと申し上げたがこれは誤りで、私たちが現在目にする古事記と言っているものは江戸時代に「本居宣長」さんが、難解で誰も読むことができなかった古事記を翻訳した「古事記伝」という書物を、生涯かけて書き上げた。それが元になっているものだ。それほど難解で、解明できて来たのは江戸時代だということだ。
では実際、内容はどんなことが書かれているかというと、日本を作った神様が登場し、それに続く神様が生まれてゆき、更に次々と事件が起こる。 一人一人(実際は神様は、一柱二柱と数える)は欠点だらけで、だらしなかったり好色好きだったり、暴れてばかりいたりいて悪戯ばかりしたりするのだが、必ず一つ以上は良いところを持っている。神様たちがその良いところを持ち寄り、認め合い 協力して問題解決してゆく。
宗教に登場する神様は「唯一絶対神」と言われ、欠点など一つもなく完璧な存在で、人間など到底かなわない存在となっている。
しかし日本の神様は「八百万の神」といわれ、たくさんいるし欠点もある、しかし、一人一人の良いところを持ち寄り協力団結すれば、争うことなく何でも解決できるということを伝えている。
長い間このように代々伝えて来たことにより、日本人のDNAレベルにそれが入っていると言う専門家もいる。
日本人こそ世界平和を訴えることができる
つまり日本人は2600年も昔から、戒律で教わったわけでもないのに他人に迷惑をかけてはいけないこと、感謝するすること、人に譲ること、徳を積むこと 争わないこと等々自然にできるし、民間人を巻き込む戦争はしないで来たのだ。
その日本人の深いところに刻まれた性質が表に出て、世界をびっくりさせる出来事がしばしば起こっている。最近では東日本大震災で大混乱の中、整然と並ぶ我慢強く倫理観のある日本人の姿が世界に報道されて、話題になった。
その他にも唯一の被爆国であることなど、歴史を見たら日本人が世界平和を訴えた方がいい理由はたくさんあると思うが、皆様もいろいろと察していただけるだろう。
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