弁護士

江口 正夫

1952 年生まれ、広島県出身。東京大学法学部卒業。弁護士(東京弁護士会所属)。最高裁判所司法研修所弁護教官室所付、日本弁護士連合会代議員、東京弁護士会常議員、民事訴訟法改正問題特別委員会副委員長、NHK文化センター専任講師、不動産流通促進協議会講師、東京商工会議所講師等を歴任。公益財団法人日本賃貸住宅管理協会理事。 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1丁目10番1号 有楽町ビル4階424区 海谷・江口・池田法律事務所 TEL03-3211-8086  メール

2019/04/10

相続法の改正による遺留分の新しいルール

Q 先日、父が亡くなりました。 母は5年前に亡くなっておりますので、相続人は長男、長女である私と弟である次男の3人の兄弟姉妹です。 父は、元々父名義であった自宅の土地建

2019/01/10

改正相続法による自筆証書遺言の様式の緩和

Q 妻と子供達へ遺言を残そうと思っています。 調べてみたところ、費用もかからないし簡便な方法として遺言書の全文を全て手書きで作成する自筆証書遺言というものがあることを知

2018/10/10

相続財産である自宅の土地建物への配偶者の居住

Q 先日、夫が亡くなりました。 亡主人の遺産は、妻である私と既に結婚してそれぞれ家を構えている長男、次男、長女の3人の子たちで相続することになります。遺産は、自宅の土地

2018/07/10

遺産遺留分減殺請求と12年前の贈与

Q 先日、父が亡くなりました。 母は5年前に亡くなっておりますので、父の遺産は長男、次男と、長女である私の3人の兄弟姉妹で相続することになります。 父の遺産は、銀行の定

2018/04/10

遺言の内容と違う遺産分割は行ってもよいか?

Q 父が亡くなり、父の遺品を整理していた際に遺言書を見つけました。 遺言書には、長男に自宅建物を相続させると書いてありました。しかし、この遺言は15年以上前に作成された

2018/01/10

被相続人の預貯金に対する遺産分割協議

Q 先日、父が亡くなりました。 母は既に他界しており、相続人は長男の私と妹2人の合計3人です。父は遺言は残しておりませんでした。 父が所有していた自宅の土地建物は、父と

2017/10/10

借金はどのように相続すればよいか

Q 父が亡くなりました。 母は既に他界しており、私と弟の2人で父の財産を相続することになりました。 父の財産は自宅の土地建物とアパートを経営している土地建物が主な物です

2017/07/10

長年にわたり親と同居して世話をした子の寄与分

Q 母が死亡した後、3人の子のうち私だけが約30年の間父親と同居し、父の食事の準備や日常の世話を行ってきました。 私は次女で、姉と弟がいますが、二人とも別に家を構えてお

2017/04/10

遺産分割協議に基づく債務の不履行と解除の可否

Q 先月父が亡くなり、相続人である母と長女の私と長男の3人で遺産分割の話し合いをした結果、長男が自宅の土地建物と父の預貯金を相続する代わりに母親を引き取り、生活費の面倒

2017/01/10

相続紛争防止に生前贈与はどの程度役立つ?

Q  私は先年妻を亡くし、自分自身の相続について子らが揉めないようにと考えています。 私には3人の子がありますが、私の財産は自宅の土地建物の他には上場株式が6000株あ