【まごころ通信】 第32話 素敵な男性 by小峰裕子

素敵な女性に続き、男性についても持論を述べます。何をBABAあが、と言われそうですが、半世紀以上女性達の見立てを観察してきた小峰説です。寛大に受け止めて下さい。

①清潔であること

普通に清潔な男性です。清潔感には香りも含みます。マナー的には無臭だそうですが、好みもあると思います。これは男女ともに言えることかもしれませんね。

②明るい印象であること

根クラ、おとなしいのがダメだということではありません。また「がはは」的元気でもありません。たとえば陽だまりのような暖かみ、穏やかなオーラをまといつつ、明るい方向に顔を向けている男性です。ただ、暗い方に向かっていく男性が好きな女性がいることも確かです。

③頭が良いこと

学歴ではありません。難しいですが短く言うと「ユーモア」と「先読み勘」があるということでしょうか。あのタモリに始まり、テレビ番組の司会者にお笑い芸人が多いのも、頭が良いからなのだと思っています。

④常識があること

若い時にどのような仕事に就いていようと、常識ある男性は必ず良い仕事をするようになります。非常識な男性とは、自分の尺度で生きる世間知らずの子供です。常識破り(型破り)とは全く別なのです。

⑤仕事に絶対の自信を持っていない

「用心深さ」という意味で、少し不安を抱いているくらいがちょうど良いと思います。「好事魔多し」、不安の量は多すぎず少なすぎずといったところが、女性から見ると魅力なのです。