【まごころ通信】 第55話 女性の幸せ by小峰裕子

女性は美味しい物を食べるのが大好きです。ホテルのランチビュッフェはどこも大人気で、通りかかると行列ができるほどの混みようで驚きました。お昼に○千円もかけるなんて、などと言っては気分は台無しです。

欲は尽きることがなく、まして頑張れば手に入るというものでもなく、「もうこれくらいで自分を解放してやろう」というのも人生。普段よりちょっと豪華に、少しだけ贅沢してもいいよねというこの気持ちが、どれだけ女性達を元気に、そして幸せにしてくれていることでしょう。

往々にして女性の幸せとは、衣食住における「プチ贅沢」を味わえる時にあるのではないかと推察します(小峰説)。私自身、70~80代になった時にそれが許されない暮らしを強いられているとしたら不幸だろうと思うのです。1,000円の高級アイスだろうが1万円もする高価な美容液だろうが、自分を思いっきり甘やかすという贅沢な選択です。「今日はいいよね」と、昼間から1人手酌で回らないお寿司屋さんのカウンターに陣取った才女もいます。ストレスをため込んで怒りを爆発させたり買い物依存症になってしまう女性より、「プチ贅沢」を楽しめる女性の方がずっと素直でかわいい女性のように感じてますがいかがでしょうか。

1人で楽しむ贅沢もあれば、仲間と分け合う贅沢もあります。話題のスポットに行ってみる、旅行に行かせてもらうなんて最高です。

男性の幸せですか?例えば娘さんであるとか何かしら女性が周囲にいた方が幸せなんじゃないかと思いますが、小峰説ですのでご勘弁!

大洋不動産社内報「こまめくん」第65号より抜粋