「毒母」「毒親」。皆さん、聞いたことありますか?自分勝手な価値観を押しつける「母親」のことを言うそうで、女性誌などで取り上げられることも多くなりました。
母親の何気ない言動が娘を呪縛し続けるという、とんでもないネガティブな関係。父親と息子はどうでしょう。嵐の櫻井翔君が厳格な父に苦しんだとか、偉大な父を乗り越えた息子とか、その確執は認知されているし美談のように語られたりしますね。一方で母親を受容できない自分に悩む女性は多く存在する割に注目されなかったのは、母性の範疇において否定されやすいからかもしれません。
ただ家族という人間関係では、母の娘であると同時に父の娘でもあるわけです。両親の関係は元々男女の仲、同性間である母娘の関係が一筋縄でいかないのは、そこに異性間である父娘関係が複雑に絡まるからではないでしょうか。同姓の親との確執の裏に異性の親あり。夫婦関係と父の自分に対する言動は、父の娘という立場とは無縁でないと思います。(小峰説)
家族間を含め、人間関係において悩ましく思う関係はうまくやることをあきらめて明るい光のある方を向いたらいいと思います。そのうち自分と同じように生身の人間であることを受け入れるようになるのだと思います。皆さんは父親、そして
母親との人間関係はどんな風でしたか?聞いてみたい気もします。
いずれにしても両親から愛されてきた分、愛の多い人生を生きて参りましょうね。ご飯を食べさせてもらって。教育を受けさせてもらって。大きくしてもらって。それだけでもう十分なのですから。