【まごころ通信】 第4話 「仕事と人生のマナー」by小峰裕子

我が社はよく皆さんと一緒に食事をします。他の会社と比べても間違いなく多い方でしょう。管理先のイタリア料理店に出かけた時のこと。皆さんは自分自身のテーブルマナーを気にしていましたが、私は周りを不愉快な気持ちにするようなことがなければ、自然にしていれば良いと思います。ただテーブルマナーを知ることで、自分がより食事を楽しめるようになるのも事実です。

堅苦しく考えずに言えば、マナーは生活の仕方、スタイルだと私は思っていて、仕事にも人生にもマナーがあると考えています。より仕事を楽しむためのマナーは、好きなことをやることです。好きなことをやり遂げるためなら、苦しさも乗り越えられます。オリンピックに出場するようなアスリート達だって、好きだからやってこれたのです。嫌いな仕事をやっているひとが成長するはずありませんよね。私自身、不動産の仕事を通じて知識を得、仲間を得、お金を得ています。とても幸せなことです。信じられないくらい貴重なことなのです。仕事に感謝しています。嫌いな仕事を嫌々するなんで、仕事に失礼です。人生へのマナーも同じです。毎日好きなことをやることです。そうすれば、あなたに必要な知識が入ってきますし必要な人と自然に出会うようになるでしょう。「好き」はあなたとって、すべてのモチベーションを上げてくれるキーワードです。「最高の人生だった」と最後に言えることこそ、人生に対する最高のマナーであると思うのです。ちなみにマナーを身につけることは歯の矯正より難しそうなので、子どもの頃から一貫して身につけさせておくとよさそうです。自然と幸せなほうへと導かれますよ。