【まごころ通信】 第18話 あなたもこわ~い「ものメタボ」 by小峰裕子

先日、紹介先の税理士事務所を訪問したのですが、そこはただの事務所ではありませんでした。なんと、ドアを開けると「ウエルカムボード」が置かれておしゃれな歓迎モード。天井からつるされた照明器具を凝視しつつ渡されたメニューから飲み物を選んだ後、つい、そのこだわり抜かれた仕事環境を観察してしまいました。

物がありすぎるわけでもなく、かといって無機質な感じもなく、人と物の距離感が程よく居心地にとても気を遣っている感じです。それでも意固地になって、雑然と投げ込まれたファイルの棚や書類の山がないか探しましたが見当たりません。そう率直に言うと、税理士先生はあっけらかんとこう言いました。「最優先の仕事は整理整頓なんですよ」

「整理」「整頓」とはよく使われる言葉ですが、この二つは似通っているようで実は違いがあります。「整理」は必要と不必要とを分けること、「整頓」は必要か不必要かは考えず整えることです。「整理→整頓」の順番は理にかなってますね。快適な環境はモチベーションを高めてくれる場にもなります。つまり整理整頓とは、破壊を伴う創造なのかもしれませんね。ただモノにはパワーがあると思っていますから、むやみに捨てたりもできないわけです。その人の居場所というのは、ある意味パーソナリティまで推し量ることができるのかもしれません。

空間をコントロールすること自体は緊急性がなく先送りしがちですし、結果ありのままの自分がもっとも出やすい場所と言ってもいいでしょう。だからこそ整理整頓を最優先にするという言葉は新鮮でした。いつか使うかも…なんて甘やかし続けるとあなたもこわ~い「ものメタボ」。生活習慣病です。皆さんの机周り、キャビネット、パソコンのデスクトップなどはどういう状態ですか?整理整頓上手になりましょう(なりたい...)

当社は月に一度大掃除をしますが、ものメタボを見つけたら教えてあげて下さい。 ちなみに「片付け」は「決めたところに戻す」ことです。実にシステマチックな作業なのです。

 

【まごころ通信】 第17話  会議はコミュニケーション  by小峰裕子

毎日の朝礼終礼に始まり、月例報告会議、月次営業会議等々会議と名の付く場を設けては皆で集合します。売り上げや進行状況の報告だけでなく、意見や情報の交換をし合うわけですが、実際機能しているかどうかについては疑問を持っています。

確かに人並みに正常に行われています。ただほんとうの「会議」とは、意見や情報の交換にとどまっていては到達できない類いのものなんですね。「言わない方がいいんじゃないの」とか「言ったら不利になるかも」とか。上っ面でその場しのぎの意見では問題の本質がつかめませんし、上司の意見を命令としか受け止められない、そういう状況に陥ってないか危機感があるわけです。

意見交換をドッジボールに例えてみましょう。当たったら確かに痛い!だけどしっかり受け止めることも出来ます。そして投げ返すという真剣な遊びでありコミュニケーションのひとつ、会議も同じです。いろいろなボールが飛んできます。本当は受け止めるのが怖い。それは本音を言われるのが怖いのと同じなのですが、それでは気づきは得られませんし問題が明確にならなければ前進できませんよね。

会議の場は「対話」ではなく、まして「討論」の場でもありません。意見のドッジボール、コミュニケーショだと考えています。目的のない人はいることが辛い、苦痛な場所になるでしょう。つまり皆さんひとり一人のメンバーシップが育まれて初めて会議は本物になると言えます。メンバーシップとは各自の役割を自覚して果たすことです。会議を終えてわくわく感が残るような「最良の方策」を皆さんと選んでいきたいのです。

 

 

 

 

【まごころ通信】 第16話 自由にさせる by小峰裕子

仕事上の関係はもちろん、子育てや夫婦において、また恋人や友達同士でも「こうあって欲しい」と願うあまり、小言が増えたりぎくしゃくする事、ありませんか。相手に良くなって欲しいと思っているだけなのですが、どうも自分の発言は歓迎されてないらしいと感じる時は悲しいですよね。果てしなく大きな壁を見上げているような気持ちになります。

あるとき車で移動中ラジオを聴いていると、コメンテーターとして活躍している女性が出ていました。息子さんが二人、もう成人しているそうですが子育ては最初相当がんばっていたそうです。塾への送迎と付き添いでヘトヘト、教育ママですね。ところが当の息子さんは塾に行っても心ここにあらず。それどころか意地でも勉強しない構えだったと言います。

勉強しろと言えば言うほど成績は下がります。ついに怒り爆発。息子さんの手が滑って料理をこぼしてしまった時、尋常でないくらい怒りが収まらなかったと言うのです。よほど、がんばってきたのでしょう。自分を犠牲にするなど感情を溜めて込むと、それが臨界点に達した時に我慢できなくなります。皆、同じだと思います。

意地悪ですが「こうあって欲しい」は、見方次第では相手を思い通りにしたいという気持ちです。思い通りにならない不自由に苦しむのは自分ですよね。勇気を出して少し引いてみる、そんな距離感が必要なのかもしれません。相手を自由にすれば、それだけ自分も自由になれます。ちなみに息子さん達に一切何も言わなくしたら、高校3年で勝手に勉強しだして一流大学に現役合格したそうです!

(詳しくは「九州のママに贈る男の子を成功に導くトコ流「ほったらかし育児」術 トコ著)

 

 

【まごころ通信】 第15話 敵国降伏 by小峰裕子

当社がある箱崎には、秋のお祭り「放生会」で有名な筥崎八幡宮があります。大分の宇佐神宮、京都の石清水八幡宮とともに日本三大八幡宮のひとつに数えられています。地元の神様ですから、皆さんも参拝するときは箱崎の土地建物を取り扱わせて頂く事への感謝と御礼を心がけてもらえたらと思います。

ところで筥崎宮といえば、目を引くのが楼門に掲げられた額の「敵國降伏」の金色の4文字です。蒙古襲来(元寇)の時、神風が吹いて打ち勝ったことから、筥崎宮は勝負の神様として有名です。ソフトバンクホークスの選手たちも毎年必勝祈願に訪れる際は「敵國降伏」を見上げているわけです。勇ましいなあと思ってました。

ところがある時、重大な思い違いをしていることを知ったのです。「敵國降伏」の意味は「力で相手を打ち負かす」ことではなく、「優れた徳をもって相手が自ずから恭順する」ことを意味するのだそうです。驚きました。ものごとを治めるということは、勝ち負けではないと教えてくれているのです。

損得の「得」ではなく、道徳の「徳」です。人が見ていなくても褒められなくても一所懸命な人はわかりますし、打算のない人に接すると、この人は大切にしたいと思います。皆さんもできればそうありたいですよね。たとえばお客様の利益につながることを一番に考えれば皆さんと当社の徳につながり、自分や当社の利益を一番に考えると、徳は一瞬で消えますよ。相手を大切に思うことこそ、相手からも大切にして頂けるつまり徳のある生き方とは裏表のない生き方ではないかと考えています。

 

昨日の教訓

昨日は税理士の鹿田先生よりマイナンバーの取り扱い、財産債務調書について勉強させていただきました。

そして、ちょっと雑談の中からの教訓。

『ふるさと納税』

恥ずかしながら、内容をあまり知りませんでした・・・・。

知らない方は多いはず!と思い、ブログを書いています。

要は現在納めている住民税の支払先を、一部だけ地方自治体に変更することで地方自治体からプレゼントの品が頂けるという仕組み。img_main_002

例     現在  福岡市に10万円の住民税支払い

ふるさと納税  福岡市に7万円、長崎県○○町に3万円(合計10万円)

+県産品のプレゼント

支払う金額は同じでも、好きな商品が付いてきたり、好きな地方が活性化する!というもの。※実際はふるさと納税の方が2000円ほど手出しが大きいらしい・・。

商品を選ぶページは、ネットショッピングのようにカートに気に入った物を入れて行ってただただ購入するのみ!超簡単!!

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今まで疑って、ふるさと納税をドアの隙間から見つめていた警戒心むき出しの私もすぐに手配しました。鹿田先生!!有り難う御座います!

昨日聞いて、昨日のうちに手配を済ませました。今日は寝不足です。

しかし!!!

一つ気になること!!納税先選んで商品届いたけど、その後、役所に行って手続きしないといけないんじゃないの?

 

はい!!これも鹿田先生からの愛の手が。

最近は「ワンストップ」なる制度が有り、専用の書類を送ると自治体同士で勝手に処理してくれる!!自分で税務署まで行って申告しなくて良い!!楽ちん!

もっと早く知っていれば・・・・。

修正申告のように5年前まで遡れたら良いのに・・・・。

皆さん!詳しくはご自身で調べてみてください!

大事なところ、住民税の減額等の流れはうれしさのあまり飛ばしております。ご注意ください。一部違う!という点もご容赦願います・・・。

ちなみに私は今回、北海道押しです!

残り時間もわずか!まだ何もしてない・カタログだけ見て疲れた方も、頑張って手配してみてください!来年も一つ、楽しみが出来ました!!!

担当:藤原

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研修会&飲み会

 

こんにちは!大洋不動産 鶴です。

早くも12月も中旬に差し掛かりましたね。この時期ですので、皆さん何かと忙しい日が続いていることかと思います。

そんな中、先日は大洋不動産・月一行事の一つである研修会と飲み会がありました。

 

今回の研修は、安藤税理士事務所からいらした鹿田幸子先生に、マイナンバー制度/財産債務調書提出制度について教えて頂きました。

1年程前に新聞やテレビで連日報道されていたマイナンバー制度、お恥ずかしい話ですが今現在もあまりピンときていません・・・・。

財産債務調書提出制度については最早はじめましてでした・・・・。

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難しかったですが勉強になりました。鹿田幸子先生ありがとうございます!

 

研修会が終わると飲み会です。

今回は高砂にあります隠れ家イタリアンのお店「オステリアリンダ」さんにお邪魔しました。

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まずは小皿前菜と自家製フォカッチャ。

フォカッチャはチーズの香りがして、やわらかくておいしい!

 

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前菜盛合せ10品。

きれいですね!盛り付けはもちろんどれもこだわって作られたお料理です。

しかしボリュームのある前菜ですね!

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パスタ。

平麺っぽいパスタです。お店はわりかしカジュアルな雰囲気なのですが出てくるお料理は1品1品こだわりのものばかり。

 

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メインのお魚料理。

いや~!これはおいしかったです!

お魚の中にうまみがぎゅっと詰まってました!

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メインのお肉料理。

左端にあるものはなんとフォアグラです!!!!

フォアグラ初めて食べました!!!!

まさかこんな高級食材を頂ける日が来るとは・・!!!

美味しくいただきました!ありがとうございます!

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最後はデザートです。カタラーナとヨーグルトのシャーベット。

カタラーナ濃厚で美味しい!シャーベットはさっぱり。さわやか~!

 

今回も美味しくいただきました。ご馳走様です!

お邪魔したオステリアリンダさんはかなり狭い通りにありかなり隠れ家感満載です。カジュアル・オシャレ・こだわりのお料理という三拍子揃ったおススメのイタリアンです。皆さんも機会があれば行かれてみては如何でしょうか。

年末異業種異見交換会

年末異業種異見交換会が催されました!

と言っても宅建協会の不動産業の若手を中心とした忘年会です!

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今回は金融機関、弁護士、司法書士、様々な職種の方が参加されていました。

料理も美味しく、刺身、鍋、イカシューマイなどなど・・・

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まさに理想とした料理が並び、お酒を美味しくいただきました。

催しとして商品が当たる抽選があったのですが、なんと当社スタッフが1等大当たり!!プレイステーション4をGETしました!!

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いろいろな方とお話できて楽しかったです!皆様かなりいい雰囲気でした。

これから年末にかけて飲み会も増えますが体調をくずさないように気を付けないといけませんね。

主催者様、お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

 

【まごころ通信】 第14話 グローバル・スタンダード by小峰裕子

グローバル・スタンダードとは、金融を初め技術や会計基準などの分野で国際的な一定の標準・規則を示す用語です。「共同体としての物差し」と捉えればわかりやすいですね。では、不動産という共同体・枠組みの中で、私たちはどのような立ち位置にいるのかを検証してみたいと思います。

賃貸物件をお預かりすると、実に様々な仕事が飛び込んできます。物件もそれぞれ、入居者もそれぞれですから、一つの物差しで物事を判断することはできません。新人さんが苦労するところですね。結果、満室経営が持続し、オーナー様の満足に繋がることで評価を頂くことが出来るわけです。いわば主観的な判断で行う、アナログ的管理運営手法です。

それに対してグローバル・スタンダードの物差しは1本です。客観的でデジタル、誰にでも分かりやすい手法だと言えます。たとえば「利回り」です。不動産からどれくらい収益が上がっているかを利回りで示せたら、他の不動産との比較が出来ます。(ROEといいます)金融商品との比較だって出来ます。つまり「資産」のひとつとしての不動産という考え方まで、出来るようになります。

私たちの仕事は、直接グローバル・スタンダードに関与していない、むしろ真逆とも言えるローカル・スタンダードの真骨頂です。しかしローカル・スタンダードの価値を備えてこそ、グローバル・スタンダードのマーケットに入っていけることに気がついて下さい。両方を備えたハイブリッド不動産こそオーナー様の資産拡大への道であり、私たちに管理を任せて頂いている理由と考えて下さい。お預かりする物件の質的向上へと、常に目標を持つことが必要なのです。

 

【まごころ通信】 第13話 人生相談 by小峰裕子

車で移動中はラジオを付けていて、「テレフォン人生相談」というコーナーがあり、何となく聴いています。親子関係、夫婦、友人、仕事、学校、お金、健康、とそれぞれですが「みんな悩んでいるんだなあ」と感じます。

前向きに意欲を持って生きていこう、などとありきたりのことを言うつもりはありません。確かに上手くいく人は目標に向かって努力を怠らず可能性に挑戦し、結果と自信を手に入れます。ただ、それは私を含め多くの人にとってやさしいことではないんですね。人生相談とまでいかなくても、思い通りに行かないことを思い知らされる月々だったりします。

そんな時、ずいぶん前に読んだ「ゾウの時間・ネズミの時間」 という本を思い出すことがあります。動物は体のサイズが違っていても一生に打つ心臓の回数はほぼ同じで、打つスピードが違うのだそうです。同じ空間にいても全く違う時間を過ごしているんですね。つまり時間が違えば世界観も違ってくるという内容でした。

こんな風に自然界の、たとえば地球とか宇宙とかのスケールからすれば、私たちは小さな居場所でくよくよ悩みながら長生きしてせいぜい100年の、笑ってしまうくらいちっぽけな存在です。でも、それが「わたし」に他ありません。だからこそ小さな出来事を大切にして生きていく、時に人生相談さながらくよくよ悩んでも悲しんでも、目の前に起きることを受け入れようと考えるようにしています。

新しい年が皆さんにとって素晴らしい1年となりますように。

秋の京都!

こんにちは!アルバイトの中村です。

 

先月くらいから急に寒くなり、もう12月。

世間はクリスマス一色ですね。

流石にもうサンタさんは来ませんが、この時期はなぜかわくわくします。

自分の事ながら雰囲気に影響されやすいなと思います。

 

さて、先月少しでも学生生活と秋を楽しもうと考え、京都に行きました!

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毘沙門天王!紅葉で出来たレッドカーペットは本当に綺麗でした。

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東福寺!

紅葉は綺麗でしたが、観光客が多すぎてまともに見れませんでした・・・

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蓮院のライトアップ!

ここはかなりよかったです。

割と観光客が少ないときに行けてゆっくりと光と紅葉を堪能できました。

 

今年は秋が来なかったと友人同士で話し合っていましたが、京都に足を運んだおかげで今年はかなり堪能できました。

 

次は冬を堪能できる北海道や東北地方、北陸地方のどこかに行きたいなぁと思っています。