大洋不動産BLOG

カテゴリー: まごころ通信

【まごころ通信】 第60話 器 by小峰裕子

2019年1月14日

さて、もう幾つ寝るとお正月。たくさんのご縁に支えられたこの1年、皆さんの成長を見定めながら目指すべき会社の方向性と評価軸との整合性を大切に思います。

求められる会社、そして人であるための学びは必須です。学ぶ志はその人の器を物語っていると考えていますが、自らを振り返ってどう感じるでしょうか。

例えば、絶対まとまらないだろうなと思う話をまとめることができる人と、混乱させたり立ち消えになってしまう人とは大きな違いがあります。「木を見て森を見ず」とは良く言ったもので、「この人はこうだ」と決めてかかると、反対に相手の気持ちは離れていくようです。私たちはモノを作ったり仕入れて売る仕事をしているわけではなく、詰まるところプロセスにおける「交渉事」「お願い事」「報告」「譲歩」等々は、すべてクリエイティブでアートな仕事だと思います。どうすればお客さまの望みをかなえて差し上げることが出来るか、心配事をなくし、心が豊かになるような結果を創出することができるのか。相手の言動を謙虚に受け止め素直に見つめていると、話をまとめる法則が見つかるはずです。結果を残す人は自分を押しつけません。アートの世界は1+1=2ではないのです。

学ぶと自分がいる場所を思い知り謙虚になります。また学ぶと自分の至らなさを知り素直になります。つまり学ぶことこそ私たちの「仕入れ」です。学びとは、知るだけでなく体験することを含みます。「知る」と「体験する」はコインの裏表のようなもので、どんな知識も実践しなければ本当に身についたとは言えません。さあ、課題が見つかりましたね。大洋不動産も今より少し大きな器を目指します!

来年もみなさんに毎日幸せが訪れますように。

 

大洋不動産社内報「こまめくん」第70号より抜粋

 

【まごころ通信】 第59話 取り分 by小峰裕子

2018年12月20日

「生活笑百科」というNHKの長寿番組、実は随分長いことファンで家にいるときは必ず観ています。暮らしのもめ事を漫才にしてゲストがジャッジ、弁護士に「先生どないなっとりますの?」というものです。

世相だなあと思うテーマのひとつに「相続」がありますが、近頃気になる言い回しがあります。それは遺産の相続分のことを「取り分」と言っていることです。相続では誰がどれくらいもらえるかについては「法定相続分」 といって法律で定められていますね。相続分は権利でもありますから「取り分」と言ってもかまわないのですが、ちょっと待った!その遺産を築いたのは自分じゃないですよね。

偶然にも去年から今年にかけて「親の預貯金」を元手に不動産投資を始めたいという、お子さん側からのご相談が続きました。親からすれば、子どもの未来のためにこれまで貯めた預貯金を使って欲しいという気持ちなのでしょう。お子さんは30才前後と若い方ばかりですが、きっと年齢を重ねるほどに親に深い感謝と尊敬の気持ちを持つことと思います。なぜなら親が一所懸命築いた預貯金は「取り分」という権利ではなく、与えて頂いた親心に他ならないからです。

「ではその預貯金を元手に借り入れをして○千万円の不動産オーナーに!レバレッジを効かせて収益性を高めましょう!」などと口のうまい営業マンにはならないでくださいね。それも間違いではありませんが、見通しの甘さから「資産家」が「悲惨家」になるのも不動産投資です。まず皆さんに望むことはオーナーと二人三脚で共に歩める実務家です。私たちにとってオーナーは複数でも、オーナーからすればたったひとつの管理会社なのです。

【まごころ通信】 第58話 「宅急便です」「は~い」 by小峰裕子

2018年11月25日

この秋、皆さんは宅配ボックスの取り付けがない管理物件オーナー様に「設備として置いてはどうか」というご提案を始めました。宅配便の取扱個数はすでに42億個を超え(国土交通省発表)30年前の4倍以上です。

と同時に、昼間誰も家にいない世帯がどれだけ増えたことでしょう。共働きや単身世帯の急増に伴う再配達の増加は、宅配クライシスと言われるまでの社会問題になっているのはご存じの通りですね。

宅配システムは世界に誇る日本のサービスと言われて久しいですが、頼んだ荷物を受け取るためには必ず誰かが待っていなければなりません。「宅急便です」「は~い」。このやり取りが可能なのは、配送スタッフと受取人が時間と場所を「共有」しているからこそ。それが今テクノロジーの進化によって必ずしも必要ではない場面が増えつつあることを、私たちは経験済みです。たとえば電話でのメッセージは時間の共有を強制しますが、LINEにそれはありません。それでもメッセージはスマホに残っていて、繰り返し見たり聴いたりも出来ます。このように人と人とのコミュニケーションにおいて「時間」や「場所」を共有するという絶対性が急速に薄れている一方で、「荷物を受け取る」というコミュニケーションだけが、このままのはずはないでしょう。

世界中で今、時間に縛られないサービスが続々誕生しているという脅威を知るべきです。この先、宅配ボックスは社会的インフラとして整備されることでしょうが、自宅マンションのエントランスにあるに越したことはありません。人気とその必要性共に上昇し続ける宅配ボックス。ご提案は必然、競合物件に後れを取るわけにはいかないのです。

【まごころ通信】 第57話 コーヒーではなく紅茶でもない by小峰裕子

2018年11月1日

温かいお茶が美味しく感じられるようになりました。10月に入れば、お客さまにお出しするお茶も冷たい麦茶から温かな煎茶へと変わります。茶葉のすっきりした甘さが際立つように、丁寧に淹れましょう。

朝礼前には皆さんお茶で一服。こればかりは季節を通して温かな煎茶です。美味しいお茶の味を知り、お客さまが自分の淹れたお茶を飲んだ時、どのような気持ちになって欲しいのか舌で理解してもらいたいのです。

普段淹れるお茶は「番茶」を使いますが、春以降の若い芽を製茶した「煎茶」と違い、番茶は秋に摘まれた硬い茶葉を製茶したものです。今、コンビニには何種類ものペットボトル入りお茶が並んでいますが、主原料は番茶だそうですよ。実は茶葉の消費量は年々減少していて40年前のピークからすれば半分以下だそうです。家に急須がないという話を聞くと、残念で仕方がありません。日本茶に含まれるカテキンは発ガン作用の抑制や美容効果があるそうですが、ペットボトルより急須で淹れたお茶に多く含まれます。特に一煎めに多く含まれるようですから、風邪予防のためにも茶葉から淹れて飲みたいものです。また、茶葉に水を注ぎ一晩置くと、それは甘みのある水出し茶ができあがります。水出し茶はカフェインが少なく免疫力は高いと良いことずくめ、何より「雅な」香りに癒やされます。

地域によって番茶といえばほうじ茶だったり、徳島の阿波番茶や福井の陰干し番茶など、普段使いの茶葉だけに地方色が豊かに残っているようです。京都の「入り番茶」を頂いた時のお茶請けは「お漬け物」でした。楽しみ方は様々です。コーヒーではなく、紅茶でもない。さあ緑茶でほっこり。

 

大洋不動産社内報「こまめくん」第67号より抜粋

【まごころ通信】 第56話 大和言葉 by小峰裕子

2018年9月27日

例えばお客さまからのアポイントに対して、断らなければならないとき何と答えていますか。「無理!」とは、まさか言いませんよね。「出来ません」も相手によってはどうでしょう。「あいにくですが、○○はいたしかねます」と言う方が丁寧ですし、表現が和らぎます。

よく耳にしますが「○○は今おりませんが」より、「あいにく○○は不在にしておりまして」の方が、より相手を気遣った物言いになっていることに気が付きます。この「あいにく」という表現は「大和言葉」と言って、日本に元々あった言葉なのです。

「あいにく」は「あやにく」が変化したもので、たいそう憎いことをいうそうです。(奈良大学教授・上野誠氏著書より)「本当なら社長はいるべきなのに、不在なことが憎い、それぐらい残念だ」という気持ちを、「あいにく」という4文字で相手に伝えているのです。「恐れ入ります」「せっかくですが」「申し上げにくいのですが」「差し支えなければ」「おかげさまで」「ご面倒でなければ」、これらもすべて大和言葉です。思えば仕事の場面で結構使っていますし、そう考えると自然に口に出来るようになったら立派な社会人の仲間入りです。入社して1年に満たないスタッフには「りょ!」「了解!」ではなく「かしこまりました」と大和言葉で応対が出来るように、熟練スタッフは「お力添えをお願い」します。

端的な表現になりがちな仕事の場面だからこそ、直言を避け間接的な言い回しの方が相

手方も受け入れやすくなるように思いますが、いかがでしょう。電話やメールは特にそうです。言葉の選び方ひとつで損をしているとしたら「もったいない」ことです。思いやりがさりげなく伝わる大和言葉、大切にしたいですね。

 

大洋不動産社内報「こまめくん」第66号より抜粋

 

【まごころ通信】 第55話 女性の幸せ by小峰裕子

2018年9月2日

女性は美味しい物を食べるのが大好きです。ホテルのランチビュッフェはどこも大人気で、通りかかると行列ができるほどの混みようで驚きました。お昼に○千円もかけるなんて、などと言っては気分は台無しです。

欲は尽きることがなく、まして頑張れば手に入るというものでもなく、「もうこれくらいで自分を解放してやろう」というのも人生。普段よりちょっと豪華に、少しだけ贅沢してもいいよねというこの気持ちが、どれだけ女性達を元気に、そして幸せにしてくれていることでしょう。

往々にして女性の幸せとは、衣食住における「プチ贅沢」を味わえる時にあるのではないかと推察します(小峰説)。私自身、70~80代になった時にそれが許されない暮らしを強いられているとしたら不幸だろうと思うのです。1,000円の高級アイスだろうが1万円もする高価な美容液だろうが、自分を思いっきり甘やかすという贅沢な選択です。「今日はいいよね」と、昼間から1人手酌で回らないお寿司屋さんのカウンターに陣取った才女もいます。ストレスをため込んで怒りを爆発させたり買い物依存症になってしまう女性より、「プチ贅沢」を楽しめる女性の方がずっと素直でかわいい女性のように感じてますがいかがでしょうか。

1人で楽しむ贅沢もあれば、仲間と分け合う贅沢もあります。話題のスポットに行ってみる、旅行に行かせてもらうなんて最高です。

男性の幸せですか?例えば娘さんであるとか何かしら女性が周囲にいた方が幸せなんじゃないかと思いますが、小峰説ですのでご勘弁!

大洋不動産社内報「こまめくん」第65号より抜粋

【まごころ通信】 第54話 ペーシュ・メルバ by小峰裕子

2018年8月10日

桃といえば果実は7月、全国的にも出荷量のピークらしく、まん丸の桃の甘い香りが店先にも漂い始めます。桃は整腸作用があるそうで、うぶ毛を落として皮ごと食べるとなお良いそうです。

桃のスウィーツも7月ならではの一品。ゼリーにくるまれた果汁したたる極上の和菓子もいいですし、桃のジャムも捨てがたい。ただ断然のおすすめは「ペーシュ・メルバ」。(ピーチをフランス語でペーシュというそうです)シロップ漬けの桃にバニラアイスが添えられていて、そこに甘酸っぱいソースがかかっていまして香ばしいアーモンドがパラパラと…。左党をもうならせるお菓子のひとつです。

好きすぎていろいろ調べてみたところ、今から約125年くらい前にロンドンのサヴォイホテルにネリー・メルバさんというオーストリアの歌手が滞在していて、料理長のオーギュスト・エスコフィエさんというフランス人の方が彼女のためにわざわざ創作したんだそうです。今やオーソドックスなレシピだと聞きましたが、大の桃好きとしては「よくぞここまで趣向を凝らしてくれた!」と、背中を叩きたいくらいです。たいそう気に入ったメルバさんが料理長に名前を尋ねたところ、「ペーシュ(桃)・メルバと呼ばせていただけたら」という、ほんのりと桃のように上品で優しいエピソードです。

冷蔵庫もない時代にバニラアイスだけでも贅沢なのに、桃と組み合わせるなんて天才だと思います。実際歴史に名を刻むほどの料理人だそうですが、桃の缶詰で案外素人でも作れてしまうところが、現代に生きる我々の罪深さなのかも知れませんね。とは言ってもメニューに載っていたらラッキー、桃の季節だけ巡り会える贅沢です。

【まごころ通信】 第53話 人が祈りを捧ぐ時  by小峰裕子

2018年6月30日

神さま仏さま、どうか願いを叶えてください!試験に受かりたい、どうしても契約を取りたい、成功させたい。私たちは注いだ時間や熱情が人の何倍だったとしても、必ず結果が出せるとは限らない事を知っています。最後は神頼みかご先祖様か、皆さんも経験あることでしょう。

松下幸之助さんは、伊勢神宮など記録に残るだけでも神社15カ所に茶室を献納したことで知られています。ご多聞にもれず、成功する人は神社の参拝かご先祖様のお墓参りを欠かさない人が多いとか。

先日ラジオであるパーソナリティが、「司会の仕事はいつも緊張する」と話していましたが、わかるような気がしました。自信たっぷりなパーソナリティの話は面白くないし、リスナーに対して見下したような冗談とも取れないコメントを言ったりします。どうしたらリスナーが楽しんでくれるだろうか、わかりやすく話せているだろうかと一所懸命考える時、人は謙虚です。成功していて、そのことに自信を持つことは悪いことではありません。ただ、その成功は自分1人で成し遂げたものではないはずです。「たまたま○○だった」。良く聞きますが、世の中は目に見えない何かが作用しているのかもしれません。

自分を助けてくれる、人智を超える何か。人が祈りを捧ぐ時、それは人としてとても「素直」で「謙虚」な姿なのだと思います。「勝って兜の緒を締めよ」という格言もあります。慢心するほど勝ってない?にしても、大事なく暮らせているのは、きっと誰かのおかげなのです。

【まごころ通信】 第52話 人の為  by小峰裕子

2018年5月31日

「小峰さん、自分のことやってる?」20年来の恩師とも言える先輩と、ひとしきり仕事の打ち合わせが終わったあと何気なく言われた言葉が忘れられません。先輩はこうも続けました。「人のことばかりやってちゃダメですよ」。

そんな風に自分の日常を考えてこなかった私は、苦笑いでその場をごまかしてみたものの、どうでしょうか。「人の為」と書いて「偽り」と読みます。誰かのために自分を犠牲にすることは偽りになるのでしょうか。

一時期、同業や知り合いのお子さんをお預かりしていた頃がありました。4年ほど社会人としての経験をしてもらい、皆さん我が社を卒業していきます。時間もお金も労力も相当使いますが、頼まれたからには責任を感じます。中には叱咤激励の甲斐あって、希望する大手某会社に滑り込ませた人もいました。ところがです。その人は相談もなく会社を辞めていました。一度も顔を出すことなく、頼んで来た方も偶然会った時に御礼を言われた程度で、今や付き合いもありません。「なんだなんだ?」しばらくして気づきました。いい人だと思われたい、感謝されて当然と思っている自分がそこにいました。その出来事から随分時間が経ちましたが、経験から人の為に何かするというのは大義名分というか口実のようなもので、美談でも何でもないと考えるようになりました。要は「したいからさせて頂く」「それが自分の幸せならやる」。答えはシンプルです。

かつての卒業生達は来た頃のあどけなさは消えて、すっかり立派になりました。6月は全員で結婚式に出席ですね。交流が続く彼らは大洋ファミリーの一員です。幸せをありがとう。彼らとの時間は間違いなく自分の為の時間でした。

大洋不動産社内報「こまめくん」第62号より抜粋

 

【まごころ通信】 第51話 祝辞「18歳の君へ」 by小峰裕子

2018年4月28日

3月17日は当社の法人設立日です。2000年の事ですから人間なら18歳になります。高校を卒業して、いよいよ青春の旅路に立つべき時が来ました。

会社としてはまだ若く、小さな存在であり、挑戦者です。「温故知新」、100年続く企業へ挑み、自らの手と足で自分の場所をしっかり築きあげるのです。そのために理解しておいて欲しいことを、18歳になった大洋不動産への祝辞として書きます。

「言っておく、残念だが君の可能性は有限だ。今、君が持っているカードからしか選べない。これまでの実績と無関係な選択は、個人的な趣味に止めておくことだ。」

「君は急成長している会社をうらやましいと思うか?君が生まれる前の話をしよう。けっこう難産だった。だが困難の度に、意識して王道をコツコツ歩んできた。そうやって成功をつかむことを知ったんだ。急成長するようなやり方はしてこなかったことを覚えていて欲しい。未来に目を向けて王道を歩むことだ。」

「表面的な報酬に囚われてはいけない。一生不幸になるぞ。学びを怠らず、徳を積み、人の道を生き切ってみることだ。」

「仕事は山登りと同じだ。立ちはだかる山の頂を見ると圧倒され、落胆するが、足元を常に見ながら一歩ずつ登ればいつの間にか頂上だ。目の前の小さな事を大切にしない人間に大きな仕事は出来ない。大きな事は小さな事の連なりなんだ。」

当社はまだまだ創業期です。若さとはしなやかさであり、100年続く企業を目指して自己進化するために、皆さんと志を共にします。

今、まさに咲き誇る桜のように、一緒に素晴らしい人生を過ごしましょう!

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